The previous night of the world revolution3〜L.D.〜
sideアリューシャ
───────…ルル公とルレ公が、難し~く頭を悩ませていた、その頃。
アリューシャは。
「ふんふふんふんふ~ん♪アリューシャは強い~♪さいっきょ~♪正義の味方アリューシャ~♪百発千中~♪」
超気分良く歌いながら、狙撃ポイントにて敵構成員を狙撃していた。
ほとんどの敵は投降したそうだが、一部の頑固頭君達はまだまだ頑張ってるらしいので、それをアリューシャが頑張って撃ってる。
当然ではあるが、アリューシャのこの鼻歌は、アイ公を始め、協力しに来てくれてる帝国騎士団の皆さんにも、インカムを通して聞こえている。
シュー公とかルル公だったら、「聞こえてるんだからやめなさい」とか言うと思うが。
アイ公はな~んにも言わない。
むしろ。
『アリューシャ。百発で千中は無理じゃない?一発で十回当てないといけないよ?』
と、冷静な突っ込みを入れてきた。
え、そうなの?
いーち、じゅーう、ひゃーく…千。あ、本当だ。
指折り数えてようやく分かったぜ。また一つ賢くなったな。
「うーい。じゃあ百発…百一中くらいにするぜ」
百回も撃てば、一発くらい二回当たるだろ。
さすがアリューシャ。
しっかしぬるいな~今日の獲物は。
うごーの衆って奴だよ。前やった憲兵局の人達より更に狙いやすい的だ。
こんなんじゃアリューシャ、MVPになれないよ。
ルル公達の方はもう終わったんかな?
このままじゃMVPの座をルレ公に奪われてしまう。やだ。
「アリューシャがMVPになって、褒められたいな~」
あ、しまった。声に出ちゃってる。
帝国騎士団の皆様に生中継されてるよ。
別に良いけど。
『丁度良かったよ、アリューシャ。君がMVPになるチャンスが出来たよ』
「うん?」
相変わらず優しい声のアイ公だが、こういうときのアイ公は非常に信用ならないことを、長い付き合いのアリューシャは知っている。
アリューシャは。
「ふんふふんふんふ~ん♪アリューシャは強い~♪さいっきょ~♪正義の味方アリューシャ~♪百発千中~♪」
超気分良く歌いながら、狙撃ポイントにて敵構成員を狙撃していた。
ほとんどの敵は投降したそうだが、一部の頑固頭君達はまだまだ頑張ってるらしいので、それをアリューシャが頑張って撃ってる。
当然ではあるが、アリューシャのこの鼻歌は、アイ公を始め、協力しに来てくれてる帝国騎士団の皆さんにも、インカムを通して聞こえている。
シュー公とかルル公だったら、「聞こえてるんだからやめなさい」とか言うと思うが。
アイ公はな~んにも言わない。
むしろ。
『アリューシャ。百発で千中は無理じゃない?一発で十回当てないといけないよ?』
と、冷静な突っ込みを入れてきた。
え、そうなの?
いーち、じゅーう、ひゃーく…千。あ、本当だ。
指折り数えてようやく分かったぜ。また一つ賢くなったな。
「うーい。じゃあ百発…百一中くらいにするぜ」
百回も撃てば、一発くらい二回当たるだろ。
さすがアリューシャ。
しっかしぬるいな~今日の獲物は。
うごーの衆って奴だよ。前やった憲兵局の人達より更に狙いやすい的だ。
こんなんじゃアリューシャ、MVPになれないよ。
ルル公達の方はもう終わったんかな?
このままじゃMVPの座をルレ公に奪われてしまう。やだ。
「アリューシャがMVPになって、褒められたいな~」
あ、しまった。声に出ちゃってる。
帝国騎士団の皆様に生中継されてるよ。
別に良いけど。
『丁度良かったよ、アリューシャ。君がMVPになるチャンスが出来たよ』
「うん?」
相変わらず優しい声のアイ公だが、こういうときのアイ公は非常に信用ならないことを、長い付き合いのアリューシャは知っている。