The previous night of the world revolution3〜L.D.〜
その日のうちに、俺はラシュナに返事をした。

帝国騎士団は、『青薔薇解放戦線』を支援すると。

とはいえ、共に肩を並べて戦うことは拒否した。アドルファス殿の言う通り、他国の為にルティス帝国の民が血を流すことは避けたかったからだ。

でも、それ以外の支援は基本的に、惜しみなく行わせてもらうと答えた。

革命がどんな結末になるにせよ…俺は、この選択を間違っていたとは思わない。

俺達は、俺は、正義を行う為に帝国騎士団に入った。

だから今度こそ、その正義を貫くのだ。





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