The previous night of the world revolution3〜L.D.〜
フューニャが落ち着いて家事を出来るよう、出来るだけ時間をかけてシャワーを浴びてきた。

もし俺が風呂を上がっても、まだ忙しくしているようなら、俺が代わろう。

と、思っていると。

「…あれ?」

「…?遅かったですね」

キッチンで忙しくうろうろしてるかと思ったら。

フューニャは、ゆったりとソファに座り、テレビをつけて、雑誌を開いていた。

…フューニャ。家事…終わったの?

あれ?忙しいって言ってなかった?

まぁ…終わったのなら良かった。

「じゃあ、私もお風呂頂きます」

「あ、うん…。ごゆっくり…」

「先にベッドで待っててくださいね」

そう言うと、フューニャはさっさとお風呂に入りに行ってしまった。

…何だかよく分からないが、まぁ良いか。
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