コイワズライ
4
今の聞き間違いかな?
「…けっ結婚って?」
「だって美咲危なっかしいから。傍で見守らないと、ね?」
ちょっと待って!飛ばしすぎなんですけど!!付き合ってもいないのに、急に結婚とか!!
落ち着け、私!純は天然なんだ。真に受けて舞い上がっちゃだめ!
「…えっと、冗談だよね?」
また、さっきみたいに真剣な顔をして私をみる。いつもくりくりの大きな目が鋭く光り、睨むような視線にドキドキして、どうしたらいいのかわからない。
「さっきの流れじゃ冗談っぽく聞こえても無理ないか」
苦笑すると、はぁと息を吐いてまた私に視線が戻る。
「本気だよ」
ゴホンッと咳払いし、一拍置いてからまた話し始めた。
「…美咲のこと、すきなんだ。…結婚は、いつか、いつかそうなったらいいなって…」
だんだん赤くなっていく純の顔。大きな瞳が瞬きをする度に揺れる。
目の前の光景が信じられなくて実感がない。ただ、さっきから心臓がドキドキとうるさく鳴り響いて、これは現実なんだと私に告げる。
「…私も…私も純のことが」
最後まで言い終わらないうちに純が私を包みこんで胸のなかに閉じ込める。
「……純?」
「…続き、聞かせて?」
耳元で聞こえる純の声。吐息がかかるくらい顔が近くにあって、ますます私の心臓は大きな音を立てる。
「……すき」
「美咲~~!!」
私の名前を叫んでぎゅうぎゅう抱きしめる。
「…や、痛いよ~」
腕が解かれたと思ったら、そっと唇が重なり、驚いて純をみると、真っ赤な顔をして笑っていた。
「これからもずっと、俺の傍にいてください」
「はい」
天然で少し抜けてるところもあるけど笑顔がかわいい純。
本当はいつも一生懸命で、がんばってる姿がかっこいい純。
真面目で時々自分を責めちゃうところがあって心配だけど、その分私が傍にいるから…
そんなとこも全部ひっくるめて純がすき
「すきだよ」
「そういえば、純のすきなタイプって」
「犬っぽくて猫っぽくてかわいい人?」
「そうそれ!」
「実は、美咲のこと頭に浮かんで美咲のイメージをそのまま言った」
「私のことだったの!?」
「うん。美咲って人懐っこいとけど気まぐれなとこもあるじゃない?だから犬でもあるし猫でもあるなぁと思って」
「そっか…純らしいね」
「あれ?美咲落ち込んでる?」
「いや、純の天然にはもう慣れた」
「え~美咲~?」
「…けっ結婚って?」
「だって美咲危なっかしいから。傍で見守らないと、ね?」
ちょっと待って!飛ばしすぎなんですけど!!付き合ってもいないのに、急に結婚とか!!
落ち着け、私!純は天然なんだ。真に受けて舞い上がっちゃだめ!
「…えっと、冗談だよね?」
また、さっきみたいに真剣な顔をして私をみる。いつもくりくりの大きな目が鋭く光り、睨むような視線にドキドキして、どうしたらいいのかわからない。
「さっきの流れじゃ冗談っぽく聞こえても無理ないか」
苦笑すると、はぁと息を吐いてまた私に視線が戻る。
「本気だよ」
ゴホンッと咳払いし、一拍置いてからまた話し始めた。
「…美咲のこと、すきなんだ。…結婚は、いつか、いつかそうなったらいいなって…」
だんだん赤くなっていく純の顔。大きな瞳が瞬きをする度に揺れる。
目の前の光景が信じられなくて実感がない。ただ、さっきから心臓がドキドキとうるさく鳴り響いて、これは現実なんだと私に告げる。
「…私も…私も純のことが」
最後まで言い終わらないうちに純が私を包みこんで胸のなかに閉じ込める。
「……純?」
「…続き、聞かせて?」
耳元で聞こえる純の声。吐息がかかるくらい顔が近くにあって、ますます私の心臓は大きな音を立てる。
「……すき」
「美咲~~!!」
私の名前を叫んでぎゅうぎゅう抱きしめる。
「…や、痛いよ~」
腕が解かれたと思ったら、そっと唇が重なり、驚いて純をみると、真っ赤な顔をして笑っていた。
「これからもずっと、俺の傍にいてください」
「はい」
天然で少し抜けてるところもあるけど笑顔がかわいい純。
本当はいつも一生懸命で、がんばってる姿がかっこいい純。
真面目で時々自分を責めちゃうところがあって心配だけど、その分私が傍にいるから…
そんなとこも全部ひっくるめて純がすき
「すきだよ」
「そういえば、純のすきなタイプって」
「犬っぽくて猫っぽくてかわいい人?」
「そうそれ!」
「実は、美咲のこと頭に浮かんで美咲のイメージをそのまま言った」
「私のことだったの!?」
「うん。美咲って人懐っこいとけど気まぐれなとこもあるじゃない?だから犬でもあるし猫でもあるなぁと思って」
「そっか…純らしいね」
「あれ?美咲落ち込んでる?」
「いや、純の天然にはもう慣れた」
「え~美咲~?」