コイワズライ
2
そういえば、あれからだな~千晃が私と外出しなくなったのって
ーー1ヶ月前
「ねぇ、もちろんドリンクバーにするよね?あと、なに食べる?サラダも食べたいな~唐揚げもすてがたーー」
「恵菜が食べたいって言ってたやつは?」
「あ!忘れてた!チーズインハンバーグ!」
「それ一番に注文しなきゃでしょ」
「へっへ~!その為に来たんだもんね!」
CMでみたチーズインハンバーグが食べたくて学校帰りに千晃とファミレスに行った。久しぶりのデートだったからテンション上がってはしゃいでた。
「おー!千晃ー!」
その時偶然会ったのが千晃と仲良しの先輩たち。隼人先輩と仁先輩と朔先輩。
「あー!彼女!?かわいいじゃん!」
「くっそ!千晃のくせに!」
「こんにちは~ごめんね?コイツら、うるさくて」
「あ、こんにちは!」
「なんですか?急に現れないでくださいよ」
「おぉう!?なんだその態度は!?彼女の前だからって格好つけやがって!!」
「こら、絡むな絡むな」
「ねぇ、俺らも一緒していい?」
「仁も邪魔しないの!ほら、あっち行くぞ!」
騒ぎ立てる隼人先輩と仁先輩の背中を朔先輩が押して向こうへ連れて行った。
「ははっ、楽しい先輩たちだね!別に一緒でもよかったのに。ねっ、千晃?」
「いやいや、無理」
それから少し不機嫌になって黙ってしまった。
せっかく久しぶりのデートなのになんで怒ってんの?私なんか気にさわるようなことした?
なんだかモヤモヤしてしまい楽しみにしていたチーズインハンバーグがあまり美味しくなかった。
それ以降、千晃は私と外出したがらない。私も千晃もインドア派だから別にいいかと思っていたけど、それが一ヶ月も続くといくら私でもおかしいなって思うよ。明らかに避けてるよね。
そりゃあ普段ほとんど化粧しないし私服もパンツが多いし女子力ゼロだけど…
って、これが原因なんじゃないの!?
私に魅力がないから一緒に外出したくないってことなんじゃない!?
「そうとわかれば話は早い。外に連れ出したくなるような魅力的な女子になればいいってことだもんね!よっし!覚悟してろよ、千晃~~
ーー1ヶ月前
「ねぇ、もちろんドリンクバーにするよね?あと、なに食べる?サラダも食べたいな~唐揚げもすてがたーー」
「恵菜が食べたいって言ってたやつは?」
「あ!忘れてた!チーズインハンバーグ!」
「それ一番に注文しなきゃでしょ」
「へっへ~!その為に来たんだもんね!」
CMでみたチーズインハンバーグが食べたくて学校帰りに千晃とファミレスに行った。久しぶりのデートだったからテンション上がってはしゃいでた。
「おー!千晃ー!」
その時偶然会ったのが千晃と仲良しの先輩たち。隼人先輩と仁先輩と朔先輩。
「あー!彼女!?かわいいじゃん!」
「くっそ!千晃のくせに!」
「こんにちは~ごめんね?コイツら、うるさくて」
「あ、こんにちは!」
「なんですか?急に現れないでくださいよ」
「おぉう!?なんだその態度は!?彼女の前だからって格好つけやがって!!」
「こら、絡むな絡むな」
「ねぇ、俺らも一緒していい?」
「仁も邪魔しないの!ほら、あっち行くぞ!」
騒ぎ立てる隼人先輩と仁先輩の背中を朔先輩が押して向こうへ連れて行った。
「ははっ、楽しい先輩たちだね!別に一緒でもよかったのに。ねっ、千晃?」
「いやいや、無理」
それから少し不機嫌になって黙ってしまった。
せっかく久しぶりのデートなのになんで怒ってんの?私なんか気にさわるようなことした?
なんだかモヤモヤしてしまい楽しみにしていたチーズインハンバーグがあまり美味しくなかった。
それ以降、千晃は私と外出したがらない。私も千晃もインドア派だから別にいいかと思っていたけど、それが一ヶ月も続くといくら私でもおかしいなって思うよ。明らかに避けてるよね。
そりゃあ普段ほとんど化粧しないし私服もパンツが多いし女子力ゼロだけど…
って、これが原因なんじゃないの!?
私に魅力がないから一緒に外出したくないってことなんじゃない!?
「そうとわかれば話は早い。外に連れ出したくなるような魅力的な女子になればいいってことだもんね!よっし!覚悟してろよ、千晃~~