cali girl


かっこいい彼女と青い髪の男はすごく仲良そうに話しはじめた。

あたしはびっくりしたまま彼女を見てた。

周りの目を気にしないとこもかっこいい!と思うと同時に、自分がちょっと恥ずかしかった。


「友達出来たんじゃん。良かったな」

ザックが意味ありげに日本語であたしに言った。

日本語ってのを利用してあたしはザックに泣きつく。

「違っ!この人達とはさっき会ったばっかで、座るとこなくてしょうがなくっていうか。いい人達なんだよ?別に嫌とか言ってるわけじゃなくて、会話についていけないっていうか、とにかく助けて!!」

あたしの必死さを見て失笑しながらザックが言った。

「ククッ。分かってる。」


くそー、からかわれた!

< 118 / 305 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop