cali girl
かっこいい彼女と青い髪の男はすごく仲良そうに話しはじめた。
あたしはびっくりしたまま彼女を見てた。
周りの目を気にしないとこもかっこいい!と思うと同時に、自分がちょっと恥ずかしかった。
「友達出来たんじゃん。良かったな」
ザックが意味ありげに日本語であたしに言った。
日本語ってのを利用してあたしはザックに泣きつく。
「違っ!この人達とはさっき会ったばっかで、座るとこなくてしょうがなくっていうか。いい人達なんだよ?別に嫌とか言ってるわけじゃなくて、会話についていけないっていうか、とにかく助けて!!」
あたしの必死さを見て失笑しながらザックが言った。
「ククッ。分かってる。」
くそー、からかわれた!