cali girl


あたしが泣き崩れていたら、ダン兄があたしの部屋に来た。

隣の部屋まで聞こえちゃったのかな…

恥ずかしくて、少し笑顔を作りながらダン兄を部屋にいれた。

「…大丈夫か?」

いつもからかわれてばかりいるから、真面目なダン兄に少しドキッとする。

あたしとは似てないキレイすぎる顔が、兄妹だってわかってるのにたまにドキドキさせるんだ。


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