cali girl


永遠に思えるような長い時間に感じた。

重なった唇が、離れる瞬間が、こんなにも切ないなんて知らなかった。

永遠に時間が止まればいいと思った。

この瞬間、あたしの頭にリュウヤは片隅にもいなくて、ザックだけだった。




好き…



やっと認めてしまったこの気持ち。

抑えることが出来なくて、あたしは彼のキスを受け入れた。

そんなあたしを、ザックは一瞬で地獄に突き落とした


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