cali girl

ザックはだるそうにのびをして、キッチンへ歩いていく。

そして何ごともなかったかのように、冷蔵庫からペットボトルの水を取り出して飲んでいる。

昨日の可愛さがこれっぽっちも残ってなくて、いつものそっけない感じ。

覚えてる…のか?


「…何?」

あたしの視線に気がついて、ザックが言う。


「な、何が!?」

慌てて目をそらすあたし。


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