cali girl


「それは…」

ようやくあたしが口を開きかけた時に、バスが来て、あたしは続きを言うタイミングを逃す。

でも実はほっとした。

無言でバスに揺られること、約15分。

ザックも何か考えているみたいだった。

ようやくハリウッドの大通りまで戻ってきて、駐車場へ向かう。

と、思ったら、ザックが思いついたように振り返って言った。

「ついでだから昼飯でも食ってく?」


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