cali girl


「…でもさ。アンナに出会って、変わったんだ。」

え?

ザックがあたしを見て微笑む。

「自分でも気づかないうちに、エイミーへの思いが薄れてってたんだ。アンナといるときは、あいつのことなんて頭になかった。ただただ楽しかった。」

「アンナといる時が、一番素の自分でいられる気がすんだよ。

オレ達、きっとうまくいくと思う。

今はまだ、エイミーのこと完璧に忘れたわけじゃないけど、アンナとなら、忘れられる気がするんだ。」



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