cali girl
「ちょっ、何勝手に！っていうか無理だし。マジありえない。」

「あんたさぁ、一生桜井のこと引きずって生きていきたいわけ？高田で忘れようとしたけど結局ダメだったわけじゃん。もう白黒ハッキリさせるしかあんたに道はないんだよ。離れたらもっとつらくなって、でも諦めつかなくて忘れられなくて、ずっと引きずってつらい思いすんのはアンなんだからね！」

ミカが珍しく熱くなったのを見て、ミカも過去に好きって言えなくて、ずっと引きずってつらい思いして、告れなかったことを後悔してる恋があるのかなぁとちょっと思った。

「…そうだよね。わかったよ。どうせ会えなくなるんだし、いい機会だよね。よし、あたし、あいつに告る！」

あたしの言葉に、みんなが喜ぶ。

「頑張れ！！告られて嬉しくないやつなんていないし。桜井なら大丈夫、あんたの気持ち受け止めてくれるよ」

こうして3人に後押しされて、あたしは人生初の告白というやつを初めて好きになったあいつにすることになった。
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