cali girl
あたしは、ザックにあたしの思いを伝えた。
リュウヤのコト。
あたし達は似てるって。
だから自分を責めなくていい。
お互い利用したんだよって。
幸せになってほしいって伝えた。
「やっぱお前最高。ホント俺、こんないいオンナふるなんて、バカだよなぁ」
ザックが少し涙目で抱きしめてくれるから、あたしはザックの肩で、震えながら泣いた。
楽しい時間をありがとう。
あたしは、ザックのおかげで救われたんだよ。
リュウヤと離れて、辛くて寂しい心の穴を、ザックが埋めてくれたんだ。