Devilの教え
だって前にアサミ先輩がスガ先輩に、あたしをアスマに会わせてあげればって言った時、スガ先輩は「お前らは何にも知らねえから好き勝手言えるんだ」とか言ってて、アサミ先輩もアスマの事を知らないって感じで――。
「嘘……でしょ?」
「は?」
「アサミ先輩に手を出したって、嘘言ったでしょ?」
「嘘じゃねえよ。つーか、そんな嘘吐いて何の得があんだよ」
「だ、だっておかしいよ!」
「おかしい?」
「だってね!? 前にアサミ先輩が、スガ先輩にあたしをアスマに会わせてあげればって言った時、スガ先輩はアサミ先輩に『何も知らないからそんな事が言えるんだ』って言ったんだよ!」
「おかしくねえだろ」
「何で!? 手え出したなら知らないっておかしいでしょ!?」
「アサミって女は俺がどんな男かは知らねえよ」
「は!?」
「嘘……でしょ?」
「は?」
「アサミ先輩に手を出したって、嘘言ったでしょ?」
「嘘じゃねえよ。つーか、そんな嘘吐いて何の得があんだよ」
「だ、だっておかしいよ!」
「おかしい?」
「だってね!? 前にアサミ先輩が、スガ先輩にあたしをアスマに会わせてあげればって言った時、スガ先輩はアサミ先輩に『何も知らないからそんな事が言えるんだ』って言ったんだよ!」
「おかしくねえだろ」
「何で!? 手え出したなら知らないっておかしいでしょ!?」
「アサミって女は俺がどんな男かは知らねえよ」
「は!?」