Devilの教え
「お邪魔します」
座り込むアスマを跨いで中に入ると、アスマが後ろ手に余力を振り絞ってって感じでドアを閉め、パタンとドアが閉まった途端その場に倒れ込み、突っ伏して動かなくなってしまった。
「…………」
「…………」
「……アスマ、寝るならベッドで寝なきゃ」
「……るせえ」
「そんなとこで寝たら体痛くなるってば」
「……連れてけ」
「無理だよ! 重いもん!」
「じゃあ、ここでいい」
「ダメだってば!」
我儘というより子供の甘えみたいな事を口にするアスマは、本当にいつもの感じが全然ない。
「眠い……」
「ベッドで寝なよお」
座り込むアスマを跨いで中に入ると、アスマが後ろ手に余力を振り絞ってって感じでドアを閉め、パタンとドアが閉まった途端その場に倒れ込み、突っ伏して動かなくなってしまった。
「…………」
「…………」
「……アスマ、寝るならベッドで寝なきゃ」
「……るせえ」
「そんなとこで寝たら体痛くなるってば」
「……連れてけ」
「無理だよ! 重いもん!」
「じゃあ、ここでいい」
「ダメだってば!」
我儘というより子供の甘えみたいな事を口にするアスマは、本当にいつもの感じが全然ない。
「眠い……」
「ベッドで寝なよお」