ドアマットヒロインは、 速攻終了いたします!~堅物のはずがワンコの公爵様に溺愛されてます~
44:ホテルの完成!
良いことは一気に続くものだ。
ギース様と結婚したばかりの頃に撒いた種は、遂に花が咲くときとなっている。
え? なんのことかって?
やりました!!
ついに、ホテル完成です!
やったーーー!
「これは何と言うか、本当に美しいわ」
ホテルの門を入ると、然程長くはないアプローチ。
その両側には、美しい花が咲き誇っていた。
以前は壊れかけていた小さな噴水からは、水が溢れている。
馬車はゆっくりと、馬車止めに回り込み止まった。
「さぁ、お手をどうぞ。俺のかわいい奥さま」
だんだん、ギース様のこれにも慣れてきている。
慣れって怖いわね……。
彼の手をとり馬車を降りると、入り口にはスタッフが二人。
支配人と、ドアスタッフだ。
領主が相手と言うことで、全スタッフを用意したいと言われたけど、今日は普通の顧客相手を想定して貰いたいとお願いした。
せめて支配人を、と言うことだったので、今後も高位貴族が相手の場合には支配人は登場するということで、話をつけた。
あくまで、お忍び的に使ってもらうホテルにしたいので、高位貴族に関しても、少人数のスタッフで対応する仕様にしていきたいというのが、私の希望。
その代わり、少数精鋭ですよ、という形ね。
「ホテルフォルティルアへようこそお越しくださいました」
ギース様と結婚したばかりの頃に撒いた種は、遂に花が咲くときとなっている。
え? なんのことかって?
やりました!!
ついに、ホテル完成です!
やったーーー!
「これは何と言うか、本当に美しいわ」
ホテルの門を入ると、然程長くはないアプローチ。
その両側には、美しい花が咲き誇っていた。
以前は壊れかけていた小さな噴水からは、水が溢れている。
馬車はゆっくりと、馬車止めに回り込み止まった。
「さぁ、お手をどうぞ。俺のかわいい奥さま」
だんだん、ギース様のこれにも慣れてきている。
慣れって怖いわね……。
彼の手をとり馬車を降りると、入り口にはスタッフが二人。
支配人と、ドアスタッフだ。
領主が相手と言うことで、全スタッフを用意したいと言われたけど、今日は普通の顧客相手を想定して貰いたいとお願いした。
せめて支配人を、と言うことだったので、今後も高位貴族が相手の場合には支配人は登場するということで、話をつけた。
あくまで、お忍び的に使ってもらうホテルにしたいので、高位貴族に関しても、少人数のスタッフで対応する仕様にしていきたいというのが、私の希望。
その代わり、少数精鋭ですよ、という形ね。
「ホテルフォルティルアへようこそお越しくださいました」