本当の愛を知った御曹司ギタリストは歌姫を溺愛する
けして乱暴に掻き回す訳でもないのに…

「はぁっ…んっ…」

「気持ちいいね」

気持ち…いい。
私はコクっと頷くとフッと微笑む獅音。

そして獅音が身体をずらしたかと思えば脚の間にきて、両足をガッと開かれ持ち上げられる。

「えっ…やっ…」

戸惑う私をよそに獅音は中心に顔をうずめキスをするようにその場所に口を付けた。

入り口から下のすっかり尖ってしまっている蕾に向けて舐め上げられると、ゾクゾクと背筋に電撃が走る。

「はぁっ…あっ…んんっ!」

同時に胸の頂点の蕾をつままれ、中に指も入ってきて刺激を与えられると余計な事など考えられなくなってしまう。

「だ、だめ…っ…」

何かがせりあがってきて我慢できない。

「んんっ…!」

そしてついに我慢の限界を迎えた私の視界は弾けるようにチカチカとして真っ白になる。

はぁはぁと息を切らす私を見上げる獅音の顔は、普段より更に色気が増して見えて、心臓が爆発してしまいそうだ。
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