本当の愛を知った御曹司ギタリストは歌姫を溺愛する
亜里沙は今俺の家でまだ寝てる。

昨日結婚の話しをした後、タガが外れたように抱いてしまった。

そうだ。
先に…

亜里沙に教えてもらった通りに、金をその場で振り込む。

これでよし。

あともう少しだと言っていた通り、本当に少しだった。

でもこの金を用意するのに亜里沙は必死に働いてきたんだ。

そして俺にも返すと。

全く受け取る気はないが、それでは亜里沙の気が済まないだろうな。

ここはひとまず受け取る事にした方が良さそうだ。

携帯を手に取りいよいよ親父に電話をする。

『なんだ』

おお。
そういう感じ?
そっちがそうならこっちだって。

「話がある」

『待ってろ』

ガヤガヤしたところから少し静かになる。
移動したのか?
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