本当の愛を知った御曹司ギタリストは歌姫を溺愛する
涼太の目線の先を辿れば、偶然かなんなのかさっきのLiSAと同じような髪型をした金髪ヘアの女と、ピンクベージュの髪をした二人組がいた。

「お前どっち狙い?」

俺は涼太に聞く。

「ピンクかなー」

「んじゃ俺金髪で」

俺たちの目的は、めんどくさい恋愛なんてすっ飛ばしてただ楽しみたいだけ。

二人組の女と目が合えばもうロックオンだ。
今日はLiSAも逃したし、こっちでいいや。

それなりに可愛いし。

涼太と別れて、金髪女と肩を並べてClubを出るとホテルへ直行する。

部屋に入るなりさっそくシャワーも浴びずにベッドへ縫い付け味見をするように首筋を舐める。

「あっ…」

まぁ悪くない。
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