全国No.1の暴走族は闇に包まれた少女を愛する
二「「ここどこ?」」
剛「やばいって。教室前待ち合わせにしたの失敗だったな。」
鋼「一旦翠に電話しよう!」

プルルルルプルルルルプルルルルプルルルルー

剛「翠から電話きた!もしm」
翠「お前ら…。いつになったらくるんだ。」

やばい。翠が敬語じゃなくなってる!翠って普段は敬語だけど、怒ると敬語が外れれるんだよ。マジやばい。

鋼「ごめん、翠。申し訳ない!あの、今絶賛迷子中でして…。」
翠「……近くの特徴は?」
二「「え?」」
翠「だから近くの特徴は?」
二「許してくれるの?!」
翠「しょうがないだろ。こんなにも広いんだから。で、早く特徴を教えろ。」

よっしゃー!あぶなかった。翠の雷が落ちるところだったぜ!

鋼「第五音楽室って書いてある。」
翠「わかった。じゃあそこから一番近い階段を降りて、そのまま突き当たりまでまっすぐ進んで、左に曲がってください。そこにいますので。」
二「「翠ありがとー!!」」
翠「ただし、10秒できてください。」

っえ?

翠「10ー、9ー」

やばい、
ドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタ。

翠「2ー、1ー。ふふっ。ギリギリ着きましたね。黒笑」

はーはーはー。久しぶりにこんな走った。やっぱりこいつ悪魔だ。
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