全国No.1の暴走族は闇に包まれた少女を愛する
そんなこんなで、一応合流できた。

その時中から転入生入ってと合図があり俺たちは入った。
その途端。

「「「「「「「「「「キャーーーーー」」」」」」」」」」

はー。うっせ。マジ、女って黙ると言うことを知らないのか?
全員マジうるさい。

っえ?

ただ1人。1人の女子生徒だけ。
それも、俺が人生の中で一回も会ったことのないような美少女が、興味のなさそうにこっちを見ている。
へぇ〜。こう言う子。初めてかも。

一回話してみようw

その後、全員自己紹介をして座った。しかも、席はあの女の子の斜め後ろ。
さっき、彰がメール交換しよって言った時スパンって断ってた。やっぱり面白い。
しばらく様子を見てみよう。
それで、敵か,味方か、判断してやる…。
後、冷桜について知ってるか聞かなきゃだな。


俺は知らなかった。
あの憧れている冷桜がこんなに身近にいるんだって。
あの面白いと思った、あの子が冷桜だったなんて。
そして、その子によって、俺らの人生が変わるだなんて。



思いもしなかったんだ。
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