全国No.1の暴走族は闇に包まれた少女を愛する
出会い
ピピピッピピピッピピピッピピピッガチャ…。
美「あー、もう起きる時間か。」
私、中学三年生、浅香美桜の朝はこうやって始まる。
制服を着て鞄を持って外に出る。
「いってきまーす」
もちろん、誰も返してなんかくれない。
まあ、私しか住んでないしあたりまえだけど。
なんで親と一緒にいないのかって?
だって、あの人たちはワタシヲステタカラ。

ああ、また出ちゃった。私の闇の部分が。まあいいや。早く行こー。
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