これからもずっと…
『月が綺麗だね』『あったかいですね〜』こんな会話をしたのはいつのことか…一緒に居る時は、時の流れが早くていつもすぐに終わってしまう…この前だってそうだった。だからずっと一緒に居たいなって思ってる。でも彼がどう思ってるかなんて私には分からない…けど彼なら―。私はそうだと彼のことを信じてる。
私は彼としてみたいことがたくさんある。例えば、お泊まり会をしてみたい。もうひとつは2人でプリクラを撮りたい。他にもしたいことが山ほどある。私がしたいこと彼と全部できるといいな…
彼はいつもツンデレ。なのにこの前、私が手を振ったら彼が振り返してくれた。いつもなら絶対振り返してくれないのに。ほんとに嬉しかった。また手を振り返して欲しいな。私は毎日彼に学校で会えるだけで十分だから。でも会えない日もある…毎日会えたらいいのにな。
私は今日、彼にひとつだけ質問をした。「ファーストキスいつ?」って。私は彼から「したことないよ」って返信が来て欲しいななんて思いながら、彼からの返信を待っていた。その直後ケータイが鳴り、私はドキッとした。彼からは「したことないよ?」と一言。私が願っていた言葉が来てすごく驚いた。でも私はそれと同時に、元カノが3人も居たのに本当にキスしたことないのかな?という疑問が頭に浮かんだ。なので彼に「ほんとに?嘘じゃない?」と聞くと彼は「うん、キスする機会なんてなかったもん」と即答した。だから
私は彼を信じることにした。そのあと彼から一言、「期待してますよ」と。私はその瞬間顔が真っ赤になった気がした。私は大きく深呼吸してもう一度見た。それでも、さっきと変わっていなかった。高熱の時と同じぐらい顔が熱かった。私が彼のファーストキスをもらっていいの…?私のものなの…??色々考えた結果…私がもらっていいんだ。私のものなんだ。って心の底からそう思った。だから、私は彼にキスをするの。いつか絶対に。彼のファーストキスでもある、けど私のファーストキスでもある。こんなに最高な彼氏はどこにも居ない。だから───。私は彼にキスをするって心に誓った。
私は彼と付き合っている。でも、ライバルがいる。それは私の見知らぬ一年生。なんで知ったかって?それは私が廊下を歩いていたとき。一年生の女の子二人が話していた。私は、その2人の会話が聞えてしまった…『「誰にも言わないでね?」「うん」「私、Rのこと好きなんだよね」』って会話が…。その会話が聞こえたときは心臓が大きく跳ねた気がした
心臓が跳ねたと同時に声が出そうだった。でも頑張って声を抑えた。私は早くその場から離れたかった。だから、その子たちにバレないように早歩きでその場から離れた。私はたいした距離も歩いてないのに息が上がっていた。私は頭の中がぐちゃぐちゃだった。あの子が彼に告白したら彼はどうするのか…。まぁ彼のことを信じているから私は──。
彼と遊んでいるときは時の流れが早い。
私は彼と何回か遊んでいる。その中でも特に
早く感じたのは、10月30日初めて彼と2人だけで遊んだ時のこと…。
ある日彼から「30日遊びません?」と
LINEが来た。私はみんなで遊ぶんだなと思いながら「遊びたい!けど誰と遊ぶの?」って聞いたら彼は「分かりました〜遊ぶ人は先輩と俺です」と言った。私は初めて2人だけで遊ぶから楽しみだった。でも緊張もした。無事に遊ぶ場所も決まった。遊ぶ場所は…なんと彼の家だった。
ついに彼とお家デートの日が来た。
私は彼の家に来るのは二回目。ドキドキしながらインターホンを鳴らした。すると、ガチャと音が鳴り、鍵が開いた。私は「おじゃまします!」と言い、中へ入った。彼はソファで横になりながらケータイを見ていた。私が部屋に入ったと同時にケータイをしまい「遅かったですね笑てか!日曜日東京駅に行って…」などと色々なことを私に話してくれた。私は彼と2人っきりで話している。いつもだったら話しているだけでは少しもドキドキしないのに今はすごくドキドキしている。彼と2人っきりなのがすごく嬉しくて、幸せで、ずっとこのままがいいのに…なんて思いながら彼の話を聞いていた。そのあと彼が大きいテレビでゲームを始めた。私はずっと観戦していた。もちろんゲームも観戦してた。けど、それより私は彼のことを見ていた。誰にも負けないぐらいかっこいいなって思っていたら、彼に「〜じゃない?」と聞かれ、私は「聞いてなかったごめん!」と正直に言った。その後も彼はゲー厶に集中していて私に見られていることには少しも気づいていないようだった。しばらくして、ゲームに飽きた彼はケータイでYouTubeを見始めた。少し経ってから私は我慢できなくなり彼にぎゅっと抱きついた。私は最初からいつ抱きつこうかなとずっと考えていた。ゲームしてるから…と我慢していた。でも、もう我慢できず彼に思いっきり抱きついた。そしたら彼は嬉しそうに「なんだよ〜笑」と言った。私は拗ねているように「ケータイばっかり見てるから…」と言ったら彼はケータイを置きこたつの中に逃げた。こたつの中から彼が手を出したのでぎゅっと握った。本当は私もこたつのや入りたかったけど閉所恐怖症だから入れなかった。彼はこたつからでてきて横になっていたから、私が彼に「心臓の音を聞きたい〜」と言い、抱きついた。別に心臓の音を聞きたい訳ではなく、彼に抱きつきたいからそう言っただけだった。彼は、私が心臓の音を聞きたいだけなんだと思ったと私は思った。だから、抱きついてるとき色んなを意味で喜んでいた。そのあと私は彼に何回も抱きついた。今思うと普通に抱きつきたいと言えばよかったんじゃないかと思う。
彼がソファに座ったから私はすぐに彼の隣に座った。私は座った瞬間、彼に抱きつかれた。私は抱きつかれたと理解するまで時間がかかった。理解して私は彼のことをぎゅっと抱き返した。長いハグをした後、この前話した『ファーストキス』の話題になった。彼は私に「ファーストキス唇じゃなくてもいいんだよ?」と言った。けど私は唇じゃないのが嫌だった。だから「唇じゃないと意味ないしっ!」と言った。
私は『ファーストキス』の話題になってから恥ずかしくなり彼の顔を見れなくなり、下の方ばっかり見ていた。そしたら彼が「先輩なんでこっち見てくれないの…悲しい…」と言い、私は彼の可愛さに耐えられず、チラっと彼の方を見た。そしたら彼は私の顔をぎゅっと掴んだ。私は逃げようと思った、けど彼の力は強くて逃げられなかった…。私は彼に「手離してよっ!」と言ったら彼は離してくれた。その代わりに彼は私を引っ張り、足の上に私を乗せた。もう嬉しいと恥ずかしいの感情で顔がすごく赤くなってる気がした。だから下を向こうとしたら、さっきより優しい力でまた顔を掴まれた。私は彼のことを上目遣いで見ると彼は「先輩可愛い…//」と照れてるように言った。私は可愛いと言われ更に恥ずかしくなった。そんな照れながら可愛いと言ってくれた彼も可愛かったけど口には出さないでおいた。彼は笑みを浮かべながら私のおでこと自分のおでこをピタッとくっつけた。私はその時心臓が高鳴りすぎて彼に聞こえるんじゃないかと心配だった。けど、それ以上に距離が近すぎて心配とかそれどころじゃなかった。私は恥ずかしすぎて目を軽く瞑った。次に彼が何をするのかなんて予想もつかなかったけど色々と考えていると、次は私と彼の鼻をくっつけた。私はさっきより距離が近いと感じ、瞑っている目をもっと強く瞑った。近すぎるって…!!え、やばいっどうしよ…!?など色んなことを思った。最終的にたどり着いたのは、キスをするんじゃないかと言う勝手な妄想──。
彼との顔の距離は縮まるわけでもなく遠くなった。やっぱりキスをするなんてことはなく結局妄想で終わった。彼は私に「鼻までくっつけたからいいでしょ…?キスするのはもうちょっと先だからね?」と言われた。私は彼にすごく焦らされた。焦らすぐらいなら私からキスしちゃえばよかった…なんて思いながら彼の目を見て静かに頷いた。
もう帰る時間になった。でも私は帰りたくないと、ごねているとそんな私に彼はギリギリまで付き合ってくれた。まだ一緒に居たかったけど帰らなきゃ行けないから。本当は彼の家でお別れのはずだった。でも、私が帰り方わかんないと言うと彼は「じゃあそこまで送ってあげるから」と言ってくれた。私はそこに着いてから彼にもう少しだけ着いてきて欲しいと言った。彼は渋々、いいよと言ってくれた。私は嬉しかった。嬉しさのあまり彼の手を握った。彼は少しだけ握り返してくれた。本当に少しだけの距離だけど彼と手を繋いで歩いたことがすごく嬉しかった。今度は長い距離手を繋いで歩けたらいいなと思った。約束の場所につき、彼に「ありがと!楽しかったよ!」と言いハグをした。彼は恥ずかしそうに少しだけ抱き返してくれた。私は「またねっ!」と言うと彼は私に背を向け、軽く右手を挙げた。あの彼の背中は忘れられない。学校で彼の背中を見ると、このときを思い出す…あぁすごくかっこよかったな──。
長いようですごく短い一日だった。また2人っきりで遊びたい、ううん違う。デートしたいって心の底から思った。
今日は私の誕生日。そのうえ、彼と付き合ってから4ヶ月記念日。私はわくわくしなから学校に行った。学校内で彼と会い、なんて言われるのか楽しみにしていたら、彼は「ひとつ歳とっておばさんになりましたね笑」って。私は遠回しに誕生日おめでとうって言われたんだなと思い「はいはい笑ありがと!」と軽く受け流した。こんな何気ない彼とのやり取りも楽しい。彼とだったら何をしていても楽しいと感じる──。
彼以外の1年生からも「先輩!お誕生日おめでと〜!!」と明るく言ってくれた子や彼のように「またひとつ歳とりましたね笑」とふざけて言ってくる部活の後輩とか…色んな子に祝われてすごく嬉しかった。私は恵まれている人だなと思った。14年間生きてきて今が1番幸せだなと毎日思う。毎日嫌なこともたくさんある。けど彼を見るだけで、彼と少しでも話せるだけで「あぁ私って恵まれてるな、幸せだな」と実感できる。
私は家に帰ってきて今日の余韻に浸っていた。すると、LINEの着信音が聞こえた。私はすぐにケータイを取って確認すると、それは、彼からだった。久しぶりに彼からのLINEをが来て私はびっくりした。トーク画面を聞くと、「お誕生日おめでとう!」と来ていた。私は彼から、ちゃんとおめでとうと言われ嬉しかった。私がありがとうと返すと、彼から「プレゼント楽しみにしててくださいね笑」と言われたので楽しみに待つことにした。私は彼に「誕生日でもあるけど…」と言ったら彼は「4ヶ月?」と言った。一応忘れてないんだなと思った。
そのあと私は彼に長文を送った。でも送ってから後悔した。男の子って長文嫌いなんだったって…長文の内容の最後には、「これからもずっと一緒にいてほしい」と書いた。彼から「ずっと一緒は無理だよ」とかそんな冷たい言葉が返ってくると思っていた。でも私の予想は大ハズレ。彼からの返信は「俺もずっと一緒にいたいですよ」と一言。私がずっと彼に言って欲しかった言葉。私は生まれて初めて嬉し涙がこぼれ落ちた。嬉しくて流れる涙は温かいんだなと思った。私は改めて、彼が私の初めての彼氏でよかったと思った。彼は本当に最高な彼氏。私が一番大好きな人。
だけど彼は全然、愛情表現をしてくれない。だから、私が彼のこと大好きでも彼の気持ちが分からない。彼に「もっと愛情表現して欲しい!」と言ったら彼は、「恥ずかしいし、先輩はいつでも幸せそうだから言っとない」とか言い訳ばっかりする。「私がいつも幸せそうなのは合ってるけど愛情表現はして欲しい!」と言ったら彼は「だって先輩の事好きじゃないし…」と言った。私はこれを言われて、大好きってことでしょ?と思いながらトーク画面を見つめていた。彼はさっきの言葉に続けて「大好きでも無いし…」と言った。私は「え?大好き以上に何があるの?」と思い「嫌いってことね?」と言った。すると彼はすぐに「愛してるってことでは?」と私に言った。そうか、大好き以上は愛してるってことなのか、と彼に気付かされた。彼から最後にもう一言「愛してる///」と。彼は愛情表現が大の苦手なのに愛情表現をしてくれた。その彼の頑張りも含め全部が嬉しかった。本当はもっとして欲しい。けど、たまに言われた方がもっと嬉しい。言ってくれない日が多すぎると心配になるけど。本当は愛してる意外にも可愛いとかも言って欲しい。彼のためにメイクとか色々私なりに頑張っているから。可愛いって言われたらもっと頑張れる…。こんなこと言ったらもっと言ってくれなくなりそうだから言えないけど…。
私はお世辞は嫌いだけど彼になら、お世辞を言われても嬉しい。だからお世辞でもいいから言って欲しい、「先輩可愛い」って───。
私は夏休みからイルミネーションに行きたいと彼に言っていた。11月23日の夕方。1件のLINEの通知が来た。それは彼からの通知だった。私は楽しみにLINEを開くと「明日の夕方空いてます?」というデートのお誘いだった。私は親に確認していなかったので「多分暇だと思うよ!」というと彼は「じゃあデートに行くんで夕飯食べないでください」と。私はどこに行くのか気になり彼にどこに行くのかと聞いた。彼は「秘密〜」と一言。私はどこに行くのか検討も付かずただただ楽しみに待つことにした。
11月24日。ついに初デートの日が来た。待ち合わせの17時に間に合うように、15時くらいからメイク、ヘアセットなどの身支度を始めた。ヘアセットはすぐに終わった。メイクにはすごく時間がかかった。でもその分、今までのメイクの中で1番上手に出来た。彼に可愛いねと言われたいがためにメイクをしたと言っても過言じゃない。まぁ、そんなことを言っているけど自己満足でもある。とりあえずメイクが上手に出来たからよかった。メイクに時間をかけ過ぎたせいで待ち合わせの時間ギリギリになってしまった。一応間に合ったからよかったけど。彼は私の家の前まで車で迎えに来てくれた。私は車に乗りこみ彼の妹とたくさん話した。その後ケータイを出し、彼のことを盗撮しようと試みた。だけど彼にバレバレで盗撮をし返された。
そうこうしてるうちに彼のお母さんに「着いたよ〜!」と言われ、私はケータイから目を離し外に目を向けた。すると眩しいくらい明るく、綺麗な光が目に入った。それは、私が夏休みからずっと見たいと言っていたイルミネーションだった。私は彼に行く場所を教えてもらっていなかったからすごくびっくりしたし、初めてサプライズしてもらった事がすごく嬉しかった。嬉しさのあまり私は小さい子のように「え!?やったぁぁ!!イルミネーションだぁ〜!!!」と喜んだ。彼のお母さんが「そんなに嬉しいんだ笑じゃあ、2人で気が済むまで見ておいで〜!」と言ってくれた。彼と私は「はーい!」と言い車から降りた。私たちはイルミネーションの方へと「寒いね〜」などと話しながら2人肩を並べ歩いていった。私は彼の横を歩いているだけで幸せだった。
私たちはイルミネーションの目の前に着いた。その私が見たイルミネーションは今まで見たイルミネーションの中で1番綺麗だった。綺麗だと思えた理由は多分、彼と一緒に見たからだと思う。その上私たちが見たイルミネーションはディズニーモチーフで、私が大好きなラプンツェルの塔イルミネーションもあった。その他にもアナと雪の女王やシンデレラなどのイルミネーションもあった。すごく綺麗だった。でも私は何かが足りないと思った。私は考えた…そう、それは手を繋いでないということ。私は彼に言ってみた。「ねぇ手繋ごーよ?」と。でも彼は「公共の場だから…」と言いかけた。けど言い終わる前に私が彼の手をとり、恋人繋ぎをした。彼は多分「しょうがないなぁ」とか思いながら、私と手を繋いでくれたんだと思う。彼のそういう所も優しくて好き。私が彼の手を握ったら彼も私の手を握り返してくれた。私は初めて彼と手を繋いだ。だから私は顔が真っ赤だったと思う。「暗いと顔見えないし夜でよかった」なんて思っていたらつい、「夜でよかった〜」と心の声が漏れてしまっていた。その声が彼に聞こえたらしく「なんで??」と言われてしまった。なので私は「なんでもないよ笑」と誤魔化したつもり。誤魔化せてるといいけど。
私たちは手を繋ぎながらイルミネーションの周りを5周見て回った。ちょうど5周目が終わりのあたりで彼のお母さんから「そろそろ戻っておいで〜」という電話が来たので、車まで手を繋いで戻った。私は車に乗ってからも「ほんと綺麗だったなぁ」という余韻と、さっきまで彼と手を繋いでいたんだなという2つの余韻に浸っていた。私が余韻に浸っているうちに夕ご飯を食べるお店に着いた。そのお店ではピザ、パスタ、サラダなどを食べた。どれもすごく美味しかった。私は食べ終わってから店内に入ってきたときを思い出した。彼のお母さんが書いた長谷川という苗字を呼ばれ私たちは立ち上がった。すると彼の妹は私に「長谷川って苗字になったのぉ?」と軽く笑いながら言ってきた。私はその言葉をどんな意味で捉えたらいいのか分からず「うん笑今だけね笑」と返した。彼の妹は「えぇ〜今だけかぁ〜」と言った。この言葉も、どういう捉え方をしたらいいのか分からなかった。彼のお母さんや彼にこと会話が聞こえていたかどうかは分からない。
私は彼と同じ長谷川という苗字になれるならなりたいな、そう思った。これは私の夢でもある。どうせ叶わない夢なんだろうけど…でも叶わないなんて思うのは良くない…私は叶うといいなと思っている。
私たちはお店を出て車に乗り込んだ。彼はそのタイミングで私にプレゼントをくれた。「はい!プレゼント!!」と言い渡してくれた。「何が入ってるの?」と聞いたら、「開けてみてからのお楽しみ〜!」と言ったので「じゃあ、家帰ってから開けるね!!」と言った。
私はさっき撮ったイルミネーションなどの写真をインスタに載せようと編集をしていると、いつの間にか私の家の近くまで来ていた。私は「あ〜まだ帰りたくない…」と呟いた。誰にも聞こえてないだろうと思っていたら彼のお母さんが「まだ帰りたくないの笑妹とかにどこ行ってきたのとか聞かれるのめんどくさいからでしょ笑」と言われた。図星だった。でももうひとつ帰りたくない理由があった。それは…まだ彼と一緒に居たかったから。まぁそんなこと誰にも言えないから彼のお母さんに言われたことに対し、「そうなんですよ〜笑どこ行ってきたのとか聞かれるからめんどくさいんですよね笑」と言ったらみんな笑ってくれた。
あぁこの楽しい時間ももう終わりなんだな…と思ったらすごく寂しかった。私の家の前に着き、彼と彼の家族に「今日はほんとに楽しかったです!ありがとうございましたっ!」と言った。すると彼のお母さんが「また遊びに来たりしてね!!」と言ってくれた。本当に優しい人だなと思い、私は「また遊びに行きますね!ありがとうございました!」と、もう一度感謝し、彼は私に「じゃあね!バイバイ!!」と言ってくれた。私は車から降り、手を振ってから家に入っていった。
私は彼としてみたいことがたくさんある。例えば、お泊まり会をしてみたい。もうひとつは2人でプリクラを撮りたい。他にもしたいことが山ほどある。私がしたいこと彼と全部できるといいな…
彼はいつもツンデレ。なのにこの前、私が手を振ったら彼が振り返してくれた。いつもなら絶対振り返してくれないのに。ほんとに嬉しかった。また手を振り返して欲しいな。私は毎日彼に学校で会えるだけで十分だから。でも会えない日もある…毎日会えたらいいのにな。
私は今日、彼にひとつだけ質問をした。「ファーストキスいつ?」って。私は彼から「したことないよ」って返信が来て欲しいななんて思いながら、彼からの返信を待っていた。その直後ケータイが鳴り、私はドキッとした。彼からは「したことないよ?」と一言。私が願っていた言葉が来てすごく驚いた。でも私はそれと同時に、元カノが3人も居たのに本当にキスしたことないのかな?という疑問が頭に浮かんだ。なので彼に「ほんとに?嘘じゃない?」と聞くと彼は「うん、キスする機会なんてなかったもん」と即答した。だから
私は彼を信じることにした。そのあと彼から一言、「期待してますよ」と。私はその瞬間顔が真っ赤になった気がした。私は大きく深呼吸してもう一度見た。それでも、さっきと変わっていなかった。高熱の時と同じぐらい顔が熱かった。私が彼のファーストキスをもらっていいの…?私のものなの…??色々考えた結果…私がもらっていいんだ。私のものなんだ。って心の底からそう思った。だから、私は彼にキスをするの。いつか絶対に。彼のファーストキスでもある、けど私のファーストキスでもある。こんなに最高な彼氏はどこにも居ない。だから───。私は彼にキスをするって心に誓った。
私は彼と付き合っている。でも、ライバルがいる。それは私の見知らぬ一年生。なんで知ったかって?それは私が廊下を歩いていたとき。一年生の女の子二人が話していた。私は、その2人の会話が聞えてしまった…『「誰にも言わないでね?」「うん」「私、Rのこと好きなんだよね」』って会話が…。その会話が聞こえたときは心臓が大きく跳ねた気がした
心臓が跳ねたと同時に声が出そうだった。でも頑張って声を抑えた。私は早くその場から離れたかった。だから、その子たちにバレないように早歩きでその場から離れた。私はたいした距離も歩いてないのに息が上がっていた。私は頭の中がぐちゃぐちゃだった。あの子が彼に告白したら彼はどうするのか…。まぁ彼のことを信じているから私は──。
彼と遊んでいるときは時の流れが早い。
私は彼と何回か遊んでいる。その中でも特に
早く感じたのは、10月30日初めて彼と2人だけで遊んだ時のこと…。
ある日彼から「30日遊びません?」と
LINEが来た。私はみんなで遊ぶんだなと思いながら「遊びたい!けど誰と遊ぶの?」って聞いたら彼は「分かりました〜遊ぶ人は先輩と俺です」と言った。私は初めて2人だけで遊ぶから楽しみだった。でも緊張もした。無事に遊ぶ場所も決まった。遊ぶ場所は…なんと彼の家だった。
ついに彼とお家デートの日が来た。
私は彼の家に来るのは二回目。ドキドキしながらインターホンを鳴らした。すると、ガチャと音が鳴り、鍵が開いた。私は「おじゃまします!」と言い、中へ入った。彼はソファで横になりながらケータイを見ていた。私が部屋に入ったと同時にケータイをしまい「遅かったですね笑てか!日曜日東京駅に行って…」などと色々なことを私に話してくれた。私は彼と2人っきりで話している。いつもだったら話しているだけでは少しもドキドキしないのに今はすごくドキドキしている。彼と2人っきりなのがすごく嬉しくて、幸せで、ずっとこのままがいいのに…なんて思いながら彼の話を聞いていた。そのあと彼が大きいテレビでゲームを始めた。私はずっと観戦していた。もちろんゲームも観戦してた。けど、それより私は彼のことを見ていた。誰にも負けないぐらいかっこいいなって思っていたら、彼に「〜じゃない?」と聞かれ、私は「聞いてなかったごめん!」と正直に言った。その後も彼はゲー厶に集中していて私に見られていることには少しも気づいていないようだった。しばらくして、ゲームに飽きた彼はケータイでYouTubeを見始めた。少し経ってから私は我慢できなくなり彼にぎゅっと抱きついた。私は最初からいつ抱きつこうかなとずっと考えていた。ゲームしてるから…と我慢していた。でも、もう我慢できず彼に思いっきり抱きついた。そしたら彼は嬉しそうに「なんだよ〜笑」と言った。私は拗ねているように「ケータイばっかり見てるから…」と言ったら彼はケータイを置きこたつの中に逃げた。こたつの中から彼が手を出したのでぎゅっと握った。本当は私もこたつのや入りたかったけど閉所恐怖症だから入れなかった。彼はこたつからでてきて横になっていたから、私が彼に「心臓の音を聞きたい〜」と言い、抱きついた。別に心臓の音を聞きたい訳ではなく、彼に抱きつきたいからそう言っただけだった。彼は、私が心臓の音を聞きたいだけなんだと思ったと私は思った。だから、抱きついてるとき色んなを意味で喜んでいた。そのあと私は彼に何回も抱きついた。今思うと普通に抱きつきたいと言えばよかったんじゃないかと思う。
彼がソファに座ったから私はすぐに彼の隣に座った。私は座った瞬間、彼に抱きつかれた。私は抱きつかれたと理解するまで時間がかかった。理解して私は彼のことをぎゅっと抱き返した。長いハグをした後、この前話した『ファーストキス』の話題になった。彼は私に「ファーストキス唇じゃなくてもいいんだよ?」と言った。けど私は唇じゃないのが嫌だった。だから「唇じゃないと意味ないしっ!」と言った。
私は『ファーストキス』の話題になってから恥ずかしくなり彼の顔を見れなくなり、下の方ばっかり見ていた。そしたら彼が「先輩なんでこっち見てくれないの…悲しい…」と言い、私は彼の可愛さに耐えられず、チラっと彼の方を見た。そしたら彼は私の顔をぎゅっと掴んだ。私は逃げようと思った、けど彼の力は強くて逃げられなかった…。私は彼に「手離してよっ!」と言ったら彼は離してくれた。その代わりに彼は私を引っ張り、足の上に私を乗せた。もう嬉しいと恥ずかしいの感情で顔がすごく赤くなってる気がした。だから下を向こうとしたら、さっきより優しい力でまた顔を掴まれた。私は彼のことを上目遣いで見ると彼は「先輩可愛い…//」と照れてるように言った。私は可愛いと言われ更に恥ずかしくなった。そんな照れながら可愛いと言ってくれた彼も可愛かったけど口には出さないでおいた。彼は笑みを浮かべながら私のおでこと自分のおでこをピタッとくっつけた。私はその時心臓が高鳴りすぎて彼に聞こえるんじゃないかと心配だった。けど、それ以上に距離が近すぎて心配とかそれどころじゃなかった。私は恥ずかしすぎて目を軽く瞑った。次に彼が何をするのかなんて予想もつかなかったけど色々と考えていると、次は私と彼の鼻をくっつけた。私はさっきより距離が近いと感じ、瞑っている目をもっと強く瞑った。近すぎるって…!!え、やばいっどうしよ…!?など色んなことを思った。最終的にたどり着いたのは、キスをするんじゃないかと言う勝手な妄想──。
彼との顔の距離は縮まるわけでもなく遠くなった。やっぱりキスをするなんてことはなく結局妄想で終わった。彼は私に「鼻までくっつけたからいいでしょ…?キスするのはもうちょっと先だからね?」と言われた。私は彼にすごく焦らされた。焦らすぐらいなら私からキスしちゃえばよかった…なんて思いながら彼の目を見て静かに頷いた。
もう帰る時間になった。でも私は帰りたくないと、ごねているとそんな私に彼はギリギリまで付き合ってくれた。まだ一緒に居たかったけど帰らなきゃ行けないから。本当は彼の家でお別れのはずだった。でも、私が帰り方わかんないと言うと彼は「じゃあそこまで送ってあげるから」と言ってくれた。私はそこに着いてから彼にもう少しだけ着いてきて欲しいと言った。彼は渋々、いいよと言ってくれた。私は嬉しかった。嬉しさのあまり彼の手を握った。彼は少しだけ握り返してくれた。本当に少しだけの距離だけど彼と手を繋いで歩いたことがすごく嬉しかった。今度は長い距離手を繋いで歩けたらいいなと思った。約束の場所につき、彼に「ありがと!楽しかったよ!」と言いハグをした。彼は恥ずかしそうに少しだけ抱き返してくれた。私は「またねっ!」と言うと彼は私に背を向け、軽く右手を挙げた。あの彼の背中は忘れられない。学校で彼の背中を見ると、このときを思い出す…あぁすごくかっこよかったな──。
長いようですごく短い一日だった。また2人っきりで遊びたい、ううん違う。デートしたいって心の底から思った。
今日は私の誕生日。そのうえ、彼と付き合ってから4ヶ月記念日。私はわくわくしなから学校に行った。学校内で彼と会い、なんて言われるのか楽しみにしていたら、彼は「ひとつ歳とっておばさんになりましたね笑」って。私は遠回しに誕生日おめでとうって言われたんだなと思い「はいはい笑ありがと!」と軽く受け流した。こんな何気ない彼とのやり取りも楽しい。彼とだったら何をしていても楽しいと感じる──。
彼以外の1年生からも「先輩!お誕生日おめでと〜!!」と明るく言ってくれた子や彼のように「またひとつ歳とりましたね笑」とふざけて言ってくる部活の後輩とか…色んな子に祝われてすごく嬉しかった。私は恵まれている人だなと思った。14年間生きてきて今が1番幸せだなと毎日思う。毎日嫌なこともたくさんある。けど彼を見るだけで、彼と少しでも話せるだけで「あぁ私って恵まれてるな、幸せだな」と実感できる。
私は家に帰ってきて今日の余韻に浸っていた。すると、LINEの着信音が聞こえた。私はすぐにケータイを取って確認すると、それは、彼からだった。久しぶりに彼からのLINEをが来て私はびっくりした。トーク画面を聞くと、「お誕生日おめでとう!」と来ていた。私は彼から、ちゃんとおめでとうと言われ嬉しかった。私がありがとうと返すと、彼から「プレゼント楽しみにしててくださいね笑」と言われたので楽しみに待つことにした。私は彼に「誕生日でもあるけど…」と言ったら彼は「4ヶ月?」と言った。一応忘れてないんだなと思った。
そのあと私は彼に長文を送った。でも送ってから後悔した。男の子って長文嫌いなんだったって…長文の内容の最後には、「これからもずっと一緒にいてほしい」と書いた。彼から「ずっと一緒は無理だよ」とかそんな冷たい言葉が返ってくると思っていた。でも私の予想は大ハズレ。彼からの返信は「俺もずっと一緒にいたいですよ」と一言。私がずっと彼に言って欲しかった言葉。私は生まれて初めて嬉し涙がこぼれ落ちた。嬉しくて流れる涙は温かいんだなと思った。私は改めて、彼が私の初めての彼氏でよかったと思った。彼は本当に最高な彼氏。私が一番大好きな人。
だけど彼は全然、愛情表現をしてくれない。だから、私が彼のこと大好きでも彼の気持ちが分からない。彼に「もっと愛情表現して欲しい!」と言ったら彼は、「恥ずかしいし、先輩はいつでも幸せそうだから言っとない」とか言い訳ばっかりする。「私がいつも幸せそうなのは合ってるけど愛情表現はして欲しい!」と言ったら彼は「だって先輩の事好きじゃないし…」と言った。私はこれを言われて、大好きってことでしょ?と思いながらトーク画面を見つめていた。彼はさっきの言葉に続けて「大好きでも無いし…」と言った。私は「え?大好き以上に何があるの?」と思い「嫌いってことね?」と言った。すると彼はすぐに「愛してるってことでは?」と私に言った。そうか、大好き以上は愛してるってことなのか、と彼に気付かされた。彼から最後にもう一言「愛してる///」と。彼は愛情表現が大の苦手なのに愛情表現をしてくれた。その彼の頑張りも含め全部が嬉しかった。本当はもっとして欲しい。けど、たまに言われた方がもっと嬉しい。言ってくれない日が多すぎると心配になるけど。本当は愛してる意外にも可愛いとかも言って欲しい。彼のためにメイクとか色々私なりに頑張っているから。可愛いって言われたらもっと頑張れる…。こんなこと言ったらもっと言ってくれなくなりそうだから言えないけど…。
私はお世辞は嫌いだけど彼になら、お世辞を言われても嬉しい。だからお世辞でもいいから言って欲しい、「先輩可愛い」って───。
私は夏休みからイルミネーションに行きたいと彼に言っていた。11月23日の夕方。1件のLINEの通知が来た。それは彼からの通知だった。私は楽しみにLINEを開くと「明日の夕方空いてます?」というデートのお誘いだった。私は親に確認していなかったので「多分暇だと思うよ!」というと彼は「じゃあデートに行くんで夕飯食べないでください」と。私はどこに行くのか気になり彼にどこに行くのかと聞いた。彼は「秘密〜」と一言。私はどこに行くのか検討も付かずただただ楽しみに待つことにした。
11月24日。ついに初デートの日が来た。待ち合わせの17時に間に合うように、15時くらいからメイク、ヘアセットなどの身支度を始めた。ヘアセットはすぐに終わった。メイクにはすごく時間がかかった。でもその分、今までのメイクの中で1番上手に出来た。彼に可愛いねと言われたいがためにメイクをしたと言っても過言じゃない。まぁ、そんなことを言っているけど自己満足でもある。とりあえずメイクが上手に出来たからよかった。メイクに時間をかけ過ぎたせいで待ち合わせの時間ギリギリになってしまった。一応間に合ったからよかったけど。彼は私の家の前まで車で迎えに来てくれた。私は車に乗りこみ彼の妹とたくさん話した。その後ケータイを出し、彼のことを盗撮しようと試みた。だけど彼にバレバレで盗撮をし返された。
そうこうしてるうちに彼のお母さんに「着いたよ〜!」と言われ、私はケータイから目を離し外に目を向けた。すると眩しいくらい明るく、綺麗な光が目に入った。それは、私が夏休みからずっと見たいと言っていたイルミネーションだった。私は彼に行く場所を教えてもらっていなかったからすごくびっくりしたし、初めてサプライズしてもらった事がすごく嬉しかった。嬉しさのあまり私は小さい子のように「え!?やったぁぁ!!イルミネーションだぁ〜!!!」と喜んだ。彼のお母さんが「そんなに嬉しいんだ笑じゃあ、2人で気が済むまで見ておいで〜!」と言ってくれた。彼と私は「はーい!」と言い車から降りた。私たちはイルミネーションの方へと「寒いね〜」などと話しながら2人肩を並べ歩いていった。私は彼の横を歩いているだけで幸せだった。
私たちはイルミネーションの目の前に着いた。その私が見たイルミネーションは今まで見たイルミネーションの中で1番綺麗だった。綺麗だと思えた理由は多分、彼と一緒に見たからだと思う。その上私たちが見たイルミネーションはディズニーモチーフで、私が大好きなラプンツェルの塔イルミネーションもあった。その他にもアナと雪の女王やシンデレラなどのイルミネーションもあった。すごく綺麗だった。でも私は何かが足りないと思った。私は考えた…そう、それは手を繋いでないということ。私は彼に言ってみた。「ねぇ手繋ごーよ?」と。でも彼は「公共の場だから…」と言いかけた。けど言い終わる前に私が彼の手をとり、恋人繋ぎをした。彼は多分「しょうがないなぁ」とか思いながら、私と手を繋いでくれたんだと思う。彼のそういう所も優しくて好き。私が彼の手を握ったら彼も私の手を握り返してくれた。私は初めて彼と手を繋いだ。だから私は顔が真っ赤だったと思う。「暗いと顔見えないし夜でよかった」なんて思っていたらつい、「夜でよかった〜」と心の声が漏れてしまっていた。その声が彼に聞こえたらしく「なんで??」と言われてしまった。なので私は「なんでもないよ笑」と誤魔化したつもり。誤魔化せてるといいけど。
私たちは手を繋ぎながらイルミネーションの周りを5周見て回った。ちょうど5周目が終わりのあたりで彼のお母さんから「そろそろ戻っておいで〜」という電話が来たので、車まで手を繋いで戻った。私は車に乗ってからも「ほんと綺麗だったなぁ」という余韻と、さっきまで彼と手を繋いでいたんだなという2つの余韻に浸っていた。私が余韻に浸っているうちに夕ご飯を食べるお店に着いた。そのお店ではピザ、パスタ、サラダなどを食べた。どれもすごく美味しかった。私は食べ終わってから店内に入ってきたときを思い出した。彼のお母さんが書いた長谷川という苗字を呼ばれ私たちは立ち上がった。すると彼の妹は私に「長谷川って苗字になったのぉ?」と軽く笑いながら言ってきた。私はその言葉をどんな意味で捉えたらいいのか分からず「うん笑今だけね笑」と返した。彼の妹は「えぇ〜今だけかぁ〜」と言った。この言葉も、どういう捉え方をしたらいいのか分からなかった。彼のお母さんや彼にこと会話が聞こえていたかどうかは分からない。
私は彼と同じ長谷川という苗字になれるならなりたいな、そう思った。これは私の夢でもある。どうせ叶わない夢なんだろうけど…でも叶わないなんて思うのは良くない…私は叶うといいなと思っている。
私たちはお店を出て車に乗り込んだ。彼はそのタイミングで私にプレゼントをくれた。「はい!プレゼント!!」と言い渡してくれた。「何が入ってるの?」と聞いたら、「開けてみてからのお楽しみ〜!」と言ったので「じゃあ、家帰ってから開けるね!!」と言った。
私はさっき撮ったイルミネーションなどの写真をインスタに載せようと編集をしていると、いつの間にか私の家の近くまで来ていた。私は「あ〜まだ帰りたくない…」と呟いた。誰にも聞こえてないだろうと思っていたら彼のお母さんが「まだ帰りたくないの笑妹とかにどこ行ってきたのとか聞かれるのめんどくさいからでしょ笑」と言われた。図星だった。でももうひとつ帰りたくない理由があった。それは…まだ彼と一緒に居たかったから。まぁそんなこと誰にも言えないから彼のお母さんに言われたことに対し、「そうなんですよ〜笑どこ行ってきたのとか聞かれるからめんどくさいんですよね笑」と言ったらみんな笑ってくれた。
あぁこの楽しい時間ももう終わりなんだな…と思ったらすごく寂しかった。私の家の前に着き、彼と彼の家族に「今日はほんとに楽しかったです!ありがとうございましたっ!」と言った。すると彼のお母さんが「また遊びに来たりしてね!!」と言ってくれた。本当に優しい人だなと思い、私は「また遊びに行きますね!ありがとうございました!」と、もう一度感謝し、彼は私に「じゃあね!バイバイ!!」と言ってくれた。私は車から降り、手を振ってから家に入っていった。