ただ、守りたかっただけなのに

そして、テーブルの前には、椅子に座って作業をしている、可憐で美しい女性がいる。

彼女の名前は、藤崎恋菜(ふじさき れんな)

そう、朔の母親である。


彼女は37歳ととても若い。

それに加え、彼女は童顔で、雰囲気も若い。

下手したら大学生…、いや、高校生と間違われてしまうかもしれない、という(さま)だ。


さぞ、学生時代で男子からモテたことだろう。




< 29 / 50 >

この作品をシェア

pagetop