櫻が降る日(1分後に意外な結末)
 そして、山田が走って近づいてきた。


 「卒業おめでとう、佐藤」


 山田は優しく微笑んだ。


 「うん、卒業おめでとう、山田くん」


 「それで、僕を呼んでどうしたの」


 佐藤は深呼吸をして勇気を振り絞った。


 「あの、山田くん。私、実は山田くんのことが


 好きなの。よければ付き合ってください。」
 

 山田は目を見開いた。
 
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