そばにいてくれるなら
「ずっと、心配だったんだ
ひとり残していくことが」
それは
るいさんだけじゃなく、櫂君も
ふたりが抱えていた気持ち
残される片割れを案じる気持ち
ここに留まる未練になっていたもの
「でも、今は…
りっちゃんには、らいがいるし
らいには、りっちゃんがいるから」
「大丈夫だねって、話してた」
「らいは、りっちゃんのお兄さんの
代わりにはなれないし」
「りっちゃんは
俺の代わりにはなれないけど」
「誰も、本当の意味で
その人の代わりにはなれないけど」
「支えには、なれるから」
ひとり残していくことが」
それは
るいさんだけじゃなく、櫂君も
ふたりが抱えていた気持ち
残される片割れを案じる気持ち
ここに留まる未練になっていたもの
「でも、今は…
りっちゃんには、らいがいるし
らいには、りっちゃんがいるから」
「大丈夫だねって、話してた」
「らいは、りっちゃんのお兄さんの
代わりにはなれないし」
「りっちゃんは
俺の代わりにはなれないけど」
「誰も、本当の意味で
その人の代わりにはなれないけど」
「支えには、なれるから」