不思議少女と美青年

起きているのが辛くて横になって待っていると、先生が点滴・薬・発作時の小型吸入器・入院中部屋でやる吸入器とか色々持ってきた。
悠「しんどそうだね。もうちょい待っててな。」
千「うん…」
準備を諸々してくれているのを横目に目を閉じていると、先生が準備終わったみたいで話しかけてきた。
悠「これつけてて。入院中の吸入器は1日3回ね。発作用のは置いておくけど、発作起きたらナースコールね。」
点滴をされたあと、酸素が足りないらしく鼻からの酸素の管をつけられる。吸入器は入院するといつもやってるやつだから慣れているけど、たまにつける酸素の管とかマスクは慣れることないと思う。
千「病人みたい…」
悠「病人でしょ。あと基本ベッドで安静。部屋から出ちゃダメだよ？」
千「はーい…」
悠先生はお兄ちゃんみたいだ。
部屋から悠先生が出ていって暇になってしまった。
ベッドでボーっとしているといつのまにか眠ってしまって夢を見た。