全国への道

第1話

期待

ピピピッ　ピピピッ

朝7時，目覚まし時計のなる音が聞こえる。

ガチャン！

それを止める持ち主。
「う〜ん…。」
持ち主の少年は目覚ましが鳴っているにもかかわらず2度寝。
「ちょっと優希〜？目覚まし鳴ってるよ？早よ起きなさい。今日中学の入学式やろ？遅れても知らんで！」
（今日入学式…中学の…そういやさっき目覚まし鳴ってんの聞こえたな…。ん？）

目覚まし鳴った。もう朝。今日中学の入学式。
「やっば！！」
慌ててベッドから起き上がる。そして入学前に買ってもらった初めての制服にウキウキしながら腕を通す。