全国への道
彼の名前は光畑優希。伝説の6人組の1人目。バレーを始めた年齢は6歳。幼稚園の年長からだ。たまたまその年の1月にやっていた春高バレーをテレビで視聴し,自分もやりたいと母に懇願した。特に強い憧れを持ったポジションはセッター。チームの司令塔だ。優希は特にこの『司令塔』という言葉が気に入っていた。色んな人を操るのは面白い。スパイカーも確かにかっこいいけどそれを操るセッターはもっとカッコいい。それが優希の考えだった。中1かと思うほどの整った顔立ちだが,中身はまだまだ幼い。そんな少年光畑優希は人1倍頑張り屋の努力家である。