冷徹御曹司の旦那様が、「君のためなら死ねる」と言い出しました
そそり立つ自身を開放し避妊具を手に取る彼を見て、再び激しくドキドキし始める。
初めて抱き合う寸前までになったあの時、私は怖気づいてしまったけれど、今は執着する彼の気持ちもわかる気がする。
好きな人のすべてを手に入れたくて、自分のものにできたとしても、もっともっと欲しくなる。本気の恋やセックスには、そういう中毒性があるのだと。
逞しい身体に組み敷かれ、ゆっくり、少しだけ強引に、彼の熱に貫かれて甘い痛みが走った。官能的な吐息も、体温もすぐ近くに感じて、本当にひとつに溶け合っているみたい。
嬉しい、嬉しい……大好きな人と、こんなに深いところで交われるなんて。
ゆるゆると腰を動かし、ふたりのカタチを馴染ませては、休憩するように背中に手を回して抱き合う。しばしそれを繰り返すうちに痛みも変化してきて、私の中に彼がいる安心感と幸福感が上回る。
「幸せ……。ずっと私だけ、好きでいて」
私の口から、吐息に混ざって心からの声がぽつりとこれた。快感を堪えているような桐人さんも、「言われるまでもない」と幸せそうに微笑んで、私の髪を撫でる。
「君は俺の、たったひとつの宝物だ。永遠に愛してる」
彼の唇が紡ぐひと言ひと言が嬉しくて、幸せで、瞳にうっすらと涙の膜が張る。
私にとっても、あなたは唯一無二の大切な人。彼と同じくらいの熱量で、一生かけて愛したいと思った。
初めて抱き合う寸前までになったあの時、私は怖気づいてしまったけれど、今は執着する彼の気持ちもわかる気がする。
好きな人のすべてを手に入れたくて、自分のものにできたとしても、もっともっと欲しくなる。本気の恋やセックスには、そういう中毒性があるのだと。
逞しい身体に組み敷かれ、ゆっくり、少しだけ強引に、彼の熱に貫かれて甘い痛みが走った。官能的な吐息も、体温もすぐ近くに感じて、本当にひとつに溶け合っているみたい。
嬉しい、嬉しい……大好きな人と、こんなに深いところで交われるなんて。
ゆるゆると腰を動かし、ふたりのカタチを馴染ませては、休憩するように背中に手を回して抱き合う。しばしそれを繰り返すうちに痛みも変化してきて、私の中に彼がいる安心感と幸福感が上回る。
「幸せ……。ずっと私だけ、好きでいて」
私の口から、吐息に混ざって心からの声がぽつりとこれた。快感を堪えているような桐人さんも、「言われるまでもない」と幸せそうに微笑んで、私の髪を撫でる。
「君は俺の、たったひとつの宝物だ。永遠に愛してる」
彼の唇が紡ぐひと言ひと言が嬉しくて、幸せで、瞳にうっすらと涙の膜が張る。
私にとっても、あなたは唯一無二の大切な人。彼と同じくらいの熱量で、一生かけて愛したいと思った。