王子様のないしょ話 ~僕は初恋の彼女を溺愛する
え?恥ずかしい?何を言うんだ。
夏は暑い、冬は寒い、バラは赤い、スミレは青い、砂糖は甘い、そして君は可愛い。
そんな誰でも知っていることを言っているだけなのに、何を恥ずかしがることがある?
僕は今まで「砂糖は甘い」と言った時、砂糖に裾を引っ張られたことはないよ。
え?砂糖に服を掴む指はないって?
ははは、これは一本取られた。君は賢いね。
そうだ!これからは君のことを語る際は、『可愛い』の他に『賢い』を追加することにしよう!
……あ!こらジャボット、何をする!!
「えー、我が夫である王子様にこのまま案内人をさせていると、話が先に進まないので、私こと元ジャボットにして現シンデレラが前置きをはしょらせて頂きます!」
夏は暑い、冬は寒い、バラは赤い、スミレは青い、砂糖は甘い、そして君は可愛い。
そんな誰でも知っていることを言っているだけなのに、何を恥ずかしがることがある?
僕は今まで「砂糖は甘い」と言った時、砂糖に裾を引っ張られたことはないよ。
え?砂糖に服を掴む指はないって?
ははは、これは一本取られた。君は賢いね。
そうだ!これからは君のことを語る際は、『可愛い』の他に『賢い』を追加することにしよう!
……あ!こらジャボット、何をする!!
「えー、我が夫である王子様にこのまま案内人をさせていると、話が先に進まないので、私こと元ジャボットにして現シンデレラが前置きをはしょらせて頂きます!」