きっと・・・
すき・・・
 私と瑠姫は歩いていた。

向かう場所もなく・・・

夕日がまぶしくて

空がオレンジ色に輝いて・・・

学校・・・

卒業する事の出来なかった

学校・・・

私たちはそこにいた。

空があんまり奇麗で・・・

大きな空の下に私たちがいて。

あの頃

こんな風に空を見上げていたら。

空がこんなにきれいだって

気付いたのかな・・・

屋上から

下を見下ろす事しかしなかった。

空は嫌い・・・

ずっとそう思い込んでた。
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