きっと・・・
 ドキドキがおさまらない・・・。

私は外へ飛び出した。

このままRUKAの様に

どこか遠くへ行けばいい・・・。

冷たい風が私を突き刺して

私の足を止めた。

上着のポケットに手を入れて

これ・・・。

ポケットの中に あっちゃんからもらった

可愛い袋が入ったままだった。

破れないように そっと・・・。

これ・・・。

ピンクのライオンのキーホルダー

あっちゃん・・・。



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