きっと・・・
 曇った窓を見つめて

虚しさだけが残っている

うつむいてただ揺れる電車の中にいた

その時 何か聴こえてきた。

これ・・・。アイツの歌・・・。

斜め前に座っている男の子

アクセサリーを沢山つけて

髪は茶色く染めている。

彼の耳には ヘッドホンが・・・。

彼もアイツの歌 好きなんだ・・・。

微かに聴こえるアイツの歌が

私の心を少しだけ落ち着かせてくれた。





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