エイプリルフールの告白
エイプリルフールの告白
「好きです」
私は春の肌寒い風が吹くなか、告白をした
「えっと...」
やばい..私、人生で一番ドキドキしてる....だって!告白をした相手はここ数年ずっと一緒にいて、ずっと好きだった、仲のいい男の子。ずっと、ずっと大好きだった。でも、今日フラれるから関係はおしまい。
「ごめんね...こんな急に」
そう苦笑いして、帰ろうと思ったその時、
「待って実は...俺も好きだったんだ...」
「...え...?」
..つ!待って、待って!今なんて言った?!俺も好きだった?!やばい!にやけちゃう......ん?『好きだった』?え?だったってことは今はもう好きじゃないってこと?!あぁ…泣きそう。
「俺、さ。彼女いるんだよね。小春なんだけど」
目の前が真っ暗になった。足元が見えない何かに引き込まれてるみたいに動けなくなった。だって、だって小春は...
「そっか...ありがとう。教えてくれて。」
小春は私の親友だ。小学生の時から一緒にいて、ずっと大好きだった幼馴染だ。泣き顔を見せたくなくて、その場を去ろうとする。
「待って!まなみ!」
「...つ!何?」
帰ろうとすると腕を掴まれた。
「あのさ、本気のホウの告白だった?」
..は?本気じゃなかったら何?嘘コク?
「そうだけど..もういいでしよ?」
私が呼んだのにそっけない返事をしてしまった...
「まなみ、今日、エイプリルフールだよ?その...この告白は嘘コクじゃなくて本気の告白だった?俺、エイプリルフールの嘘コクかと思って...小春が彼女ってのも、ノリで….」
綾仁が言う。...え?今日ってエイプリルフール盛り上がってだったっけ?やだっ!私、一人で盛り上がってたってこと?はっず…..
「うん...本気の方の告白...」
途端に自分の顔がゆでタコの様に熱くなったのがわかる。綾仁の顔を見てみると...あかくなってる...
「でもっさっき『好きだった』って言ってた...もう綾仁にとって私は過去の女?」
あ~!なんてめんどくさい女だ!
「それ、はうそ。今でも好きだよ」
フッと笑う。可愛いい。
「じゃあ、これからよろしくね。俺の彼女『まなみ』」
...つ!
「うん!よろしく綾仁!」
二人で見つめ合って、笑った。あぁ!幸せだ!
私は春の肌寒い風が吹くなか、告白をした
「えっと...」
やばい..私、人生で一番ドキドキしてる....だって!告白をした相手はここ数年ずっと一緒にいて、ずっと好きだった、仲のいい男の子。ずっと、ずっと大好きだった。でも、今日フラれるから関係はおしまい。
「ごめんね...こんな急に」
そう苦笑いして、帰ろうと思ったその時、
「待って実は...俺も好きだったんだ...」
「...え...?」
..つ!待って、待って!今なんて言った?!俺も好きだった?!やばい!にやけちゃう......ん?『好きだった』?え?だったってことは今はもう好きじゃないってこと?!あぁ…泣きそう。
「俺、さ。彼女いるんだよね。小春なんだけど」
目の前が真っ暗になった。足元が見えない何かに引き込まれてるみたいに動けなくなった。だって、だって小春は...
「そっか...ありがとう。教えてくれて。」
小春は私の親友だ。小学生の時から一緒にいて、ずっと大好きだった幼馴染だ。泣き顔を見せたくなくて、その場を去ろうとする。
「待って!まなみ!」
「...つ!何?」
帰ろうとすると腕を掴まれた。
「あのさ、本気のホウの告白だった?」
..は?本気じゃなかったら何?嘘コク?
「そうだけど..もういいでしよ?」
私が呼んだのにそっけない返事をしてしまった...
「まなみ、今日、エイプリルフールだよ?その...この告白は嘘コクじゃなくて本気の告白だった?俺、エイプリルフールの嘘コクかと思って...小春が彼女ってのも、ノリで….」
綾仁が言う。...え?今日ってエイプリルフール盛り上がってだったっけ?やだっ!私、一人で盛り上がってたってこと?はっず…..
「うん...本気の方の告白...」
途端に自分の顔がゆでタコの様に熱くなったのがわかる。綾仁の顔を見てみると...あかくなってる...
「でもっさっき『好きだった』って言ってた...もう綾仁にとって私は過去の女?」
あ~!なんてめんどくさい女だ!
「それ、はうそ。今でも好きだよ」
フッと笑う。可愛いい。
「じゃあ、これからよろしくね。俺の彼女『まなみ』」
...つ!
「うん!よろしく綾仁!」
二人で見つめ合って、笑った。あぁ!幸せだ!