不器用なアイツと本音を言えないわたし

〜昼休み〜

どーしよ、もうすぐで部活がはじまっちゃ
うなぁ。

どうにかしてサッカー部のマネージャーを辞めたいけどいい案が思いつかない。

結「花音、そんな、しかめっ面してどうした?」

花「ゆっちゃん!あのさ、どうやったらサッカー部のマネージャー辞めれるかな?」

結「うーん、思いつかないな。もうさ、いっその事諦めれば?多分もう考えてもいい案は出ないよ〜」

花「諦めたくないけどゆっちゃんのいう通り」

結「ねぇねぇ花音、あれってさ、、、」

花「ん? うわ、暁人じゃん」

ゆっちゃんが廊下を見て、話しかけてきたので目線の先を見てみると、廊下で暁人とその友達と思う男子が雑巾を丸めて
サッカー的なことをしていた。

結「暁人ってさ部活何入るのかな?
暁人さ、小学校で確か、結構サッカー
してたような気がするからもしかする
とサッカー部かもねw」

花「やめてよねゆっちゃん。それでもしアイツがサッカー部だったら本当、嫌だから」

結「ごめんて、花音!」

わたしは嫌だと言いながら、心の何処かで暁人がサッカー部でも良いかもと思った。

なんでわたし、暁人がサッカー部でも良いって思ったのかな?

そんな疑問を考えていたらいつの間にか、昼休みが終わっていた。
< 17 / 17 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:12

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop