不器用なアイツと本音を言えないわたし
〜昼休み〜
どーしよ、もうすぐで部活がはじまっちゃ
うなぁ。
どうにかしてサッカー部のマネージャーを辞めたいけどいい案が思いつかない。
結「花音、そんな、しかめっ面してどうした?」
花「ゆっちゃん!あのさ、どうやったらサッカー部のマネージャー辞めれるかな?」
結「うーん、思いつかないな。もうさ、いっその事諦めれば?多分もう考えてもいい案は出ないよ〜」
花「諦めたくないけどゆっちゃんのいう通り」
結「ねぇねぇ花音、あれってさ、、、」
花「ん? うわ、暁人じゃん」
ゆっちゃんが廊下を見て、話しかけてきたので目線の先を見てみると、廊下で暁人とその友達と思う男子が雑巾を丸めて
サッカー的なことをしていた。
結「暁人ってさ部活何入るのかな?
暁人さ、小学校で確か、結構サッカー
してたような気がするからもしかする
とサッカー部かもねw」
花「やめてよねゆっちゃん。それでもしアイツがサッカー部だったら本当、嫌だから」
結「ごめんて、花音!」
わたしは嫌だと言いながら、心の何処かで暁人がサッカー部でも良いかもと思った。
なんでわたし、暁人がサッカー部でも良いって思ったのかな?
そんな疑問を考えていたらいつの間にか、昼休みが終わっていた。