にしいろ
幹部たちで話が持ち上がっていましたが

松下さんはどんなに不景気でも売れなく

ても『誰1人とも辞めさせない』

『人を雇ったのであれば責任を持って本人や家族を守ってやらないといけない』

と声高らかに宣言をしました。



一方その頃




幹部の中で話し合いが始まっていて

辞めさせられるのか?会社が無くなるのか?

生活はどうなるのか?

と従業員達は不安で仕方がなかったと思います。


しかも


従業員の給料カットは“しませんでした”


家庭のことを1番に考え生活のことに

関わることは“一切手を加えず”

働く者には仕事を与え続けました。


その事を知った従業員は

社長が私達を守って行ってくださるので

あれば電池(乾電池)を売ろう!と

自ら考えて行動起こした結果

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