- 作品番号
- 1740965
- 最終更新
- 2024/12/21
- 総文字数
- 10,985
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 66
- いいね数
- 1
- ランクイン履歴
-
その他13位(2024/12/21)
「あなたのような人が保育士でいてほしくない。やめたほうがいいんじゃない?」
幼い頃から保育士になりたいと、夢見ていたわたしにとって、保護者の方から発せられた、恐ろしく冷たく鋭いその言葉は、わたしの心を一直線に突き刺してえぐった。
頭をがつんと殴られたような衝撃が走って思考は一瞬で真っ白になる。
そして、わたしはただ言葉を失いうつむくことしかできない。
※この作品は、わたしが保育士という職業を通して実際にあった体験を、小説作品のキャラクターに当てはめて創作したストーリーです。
保育士をしていると、社会の生きづらさに困っている人が、誰かから差し伸べられた心のあたたかさに救われる瞬間を何度も見る機会がありました。
そのたびに、わたしは保育士という仕事を通して、生きづらさを感じる人が多い令和の時代に、人が人らしく生きるってどういうことなのかを立ち返らせてもらっています。
しかし実際の保育士という仕事は、文句や批判はあれど、なかなか人から認められ、褒められ、報われることがあるわけではないし、責任が重いわりに給料が安い仕事です。
それでも、つづけている限りトラブルだらけで多忙な毎日が果てしなくつづいていきます。
不器用なわたしは、いつも迷い、選択をまちがえ、人からの冷たい言葉に心が傷つき、もう仕事をやめたいと思ったり、なんでこんなにがんばってるのかすら、わからなくなるときもありました。
それでも、わたしが今もなんとか人らしく生きて、この人生を自分らしく歩いて行こうと思えるのは、やっぱりこの保育士という仕事の中で得たものが糧になっているからなんです。
この作品では、その一部をみなさんに共有できればと思い作りました。
※この作品は前作である、『君は君のままでいい』と『君が星を結ぶから』の時系列では中間の話になっていますが、この作品単体でも楽しめるように作ってあります。
幼い頃から保育士になりたいと、夢見ていたわたしにとって、保護者の方から発せられた、恐ろしく冷たく鋭いその言葉は、わたしの心を一直線に突き刺してえぐった。
頭をがつんと殴られたような衝撃が走って思考は一瞬で真っ白になる。
そして、わたしはただ言葉を失いうつむくことしかできない。
※この作品は、わたしが保育士という職業を通して実際にあった体験を、小説作品のキャラクターに当てはめて創作したストーリーです。
保育士をしていると、社会の生きづらさに困っている人が、誰かから差し伸べられた心のあたたかさに救われる瞬間を何度も見る機会がありました。
そのたびに、わたしは保育士という仕事を通して、生きづらさを感じる人が多い令和の時代に、人が人らしく生きるってどういうことなのかを立ち返らせてもらっています。
しかし実際の保育士という仕事は、文句や批判はあれど、なかなか人から認められ、褒められ、報われることがあるわけではないし、責任が重いわりに給料が安い仕事です。
それでも、つづけている限りトラブルだらけで多忙な毎日が果てしなくつづいていきます。
不器用なわたしは、いつも迷い、選択をまちがえ、人からの冷たい言葉に心が傷つき、もう仕事をやめたいと思ったり、なんでこんなにがんばってるのかすら、わからなくなるときもありました。
それでも、わたしが今もなんとか人らしく生きて、この人生を自分らしく歩いて行こうと思えるのは、やっぱりこの保育士という仕事の中で得たものが糧になっているからなんです。
この作品では、その一部をみなさんに共有できればと思い作りました。
※この作品は前作である、『君は君のままでいい』と『君が星を結ぶから』の時系列では中間の話になっていますが、この作品単体でも楽しめるように作ってあります。
- あらすじ
- 椿 朝陽(つばき あさひ)
本作の主人公で新人の女性保育士
保護者に対しての言葉がけが、自分では良かれと思ったけど裏目に出て悩んでいる
朝陽は保育士として、ある信念を持っている
黄彩 百合(きいろ ゆり)
朝陽のクラスの保護者でシングルマザー
保育士に対して当たりが強い
黄彩 蓮(きいろ れん)
朝陽のクラスに通う五歳児で百合の息子
気持ちの整理が苦手。わがままが多い
目次
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