恋するマリネ


その時、廊下側の窓がいきなり開いて光司が顔を出した。







「おい、百合今日何時に終わる」



「多分…6時かな。」



「じゃ…校門のとこで待ってるから。」



「あ…うん…あっやっぱり今日はダメっ用事あるから、ゴメン」



「何だよ…用事って」



「今日…帰りにマリネん家に行くから。また明日ね。」



「おう…分かった。じゃあな。」





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