恋するマリネ
結局…その後9時まで2時間以上3人で大富豪をやったり…ケンシローのアメリカでの話を聞いて過ごした。
そして百合を送りに下まで行き、アタシが部屋に戻ると…ケンシローはまだアタシの部屋でアタシの中学生の時のアルバムを見ていた。
「ケンシロー…まだ見てんの」
と心にもないことを言いながら、ケンシローの隣にもたれかかれる程の距離に座り一緒にアルバムを見た。
「これ…中3の時の修学旅行。京都と大阪。」
「ふーん。」
その時ケンシローがめくったページにはアタシの人生最大の汚点の写真が…。