恋するマリネ


ちょうど…その時…マリネが塾の横の角を曲がってきて…その光景を見てしまった。






ーーえっ…


ーーなんで…






お弁当ができて家を出たのが8時20分過ぎ。アタシはめちゃめちゃ急いで、塾へ走った。





ーーごめんね…ケンシロー…


ーーもうすぐ着くから待ってて…





そう思いながら、塾の手前の角を曲がった時…



アタシの目に飛び込んで来た光景に…アタシは固まり…思わず電柱の陰に隠れてしまった。




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