恋するマリネ
ところが…神様の悪戯か…電車が佐賀駅を出て少し行ったところで擦れ違った電車に…
ケンシローが乗っていた。
マリネとケンシロー…擦れ違ったまま…お互い気付かないまま…電車は走る。
ーーマリネ…さよならだよな。
ーーまた…絶対…逢えるんだよな。
ーーケンシロー…なんで…あそこに行ったの
ーーお父さんの母校を何で知ってたの
ーーお父さんとお母さんが結婚する前…来てたこと知ってたの
ーーねえ…どういうこと