恋するマリネ
「どないもこないもないわよっ一体どういうつもり何でちゃんとマリネを捕まえてやんないのよ
マリネにはアンタしか見えてないんだからね
ケンシローしかいないんだよ解ってんの
恋愛なんか慣れてないんだから…アンタがちゃんと見ててあげないと…
マリネ…どっか行っちゃうよそれでもいいの
ケンシローのマリネに対する気持ちなんて…そんなもんだったわけ」
百合は一気にまくしたて…ケンシローはただ黙って百合の言葉を聞いていた。
その時ケンシローの携帯の着メロが鳴った。
その音はマリネからのメール音だった。