恋するマリネ


「どないもこないもないわよっ一体どういうつもり何でちゃんとマリネを捕まえてやんないのよ


マリネにはアンタしか見えてないんだからね


ケンシローしかいないんだよ解ってんの


恋愛なんか慣れてないんだから…アンタがちゃんと見ててあげないと…


マリネ…どっか行っちゃうよそれでもいいの


ケンシローのマリネに対する気持ちなんて…そんなもんだったわけ」




百合は一気にまくしたて…ケンシローはただ黙って百合の言葉を聞いていた。






その時ケンシローの携帯の着メロが鳴った。




その音はマリネからのメール音だった。




< 241 / 371 >

この作品をシェア

pagetop