恋するマリネ
アタシの頭の中はどうしようもない位…アイツでいっぱいになりすぎてる。
で…お風呂にでも入ろうと下に降りて行くと…お母さんがアルバムを整理していた。
「どうしたの…お母さん急にそんなことし始めて。」
「あ…音巴。あの曲を聞いたら何か急に昔が懐かしくなっちゃってね。
ほらこれっアンタが産まれた日…お父さんが撮ってくれたのよ」
「何これアタシ…猿みたいじゃん」
「ハハハっ…確かにそうねでも誰でも産まれた時はこんなんよ。」
「そうなの…あ〜〜っお母さん」
「何そんな大きな声出して。」
「お父さんの若い時の写真とかない」
「あるわよ。」
「見せて」
「いいけど…んと…そっちのミッキーのアルバム取って」
「これ」
「そう…それ。」
「はい。」