キラキラ王子様は最強女子にご執心らしい。
「こんなに優しくて親切な子がメイドをしてくれたらとっても安心なの。頼めないかしら……?」

「え、えっと……ひ孫さん、生徒会長さんはそれでも平気なんですか……?女嫌いって聞いたことがあるんですが……」

「ええ。病的にね。だけど大丈夫よ、あなたなら」



ふふっと微笑んだ理事長に、戸惑ってしまった。私なら大丈夫……?どういうことだろう。


と思っていた矢先、誰かが校長室に入ってきた。なんと、その人は生徒会長さんで……


私を見るなり、ぶわっと顔を真っ赤にした。
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