星屑みたいな貴方の瞳には何が映っていたのだろう
第1章

プロローグ



夜空に星屑が一段と輝いていたあの日から今日で、60年。



君に命を救ってもらっていなかったら、僕はきっとこの世には生きていなかった。



でも、もう…この命は君と同じように夜空に輝く星になりそうだ。


60年ぶりに会ったら、君はどんな反応をするのだろうか。


60年ぶりに会ったら、君は僕だと分からないかもしれない。


60年ぶりに会ったら、君は僕を忘れているかもしれない。

< 1 / 4 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop