星屑みたいな貴方の瞳には何が映っていたのだろう
第1章
プロローグ
夜空に星屑が一段と輝いていたあの日から今日で、60年。
君に命を救ってもらっていなかったら、僕はきっとこの世には生きていなかった。
でも、もう…この命は君と同じように夜空に輝く星になりそうだ。
60年ぶりに会ったら、君はどんな反応をするのだろうか。
60年ぶりに会ったら、君は僕だと分からないかもしれない。
60年ぶりに会ったら、君は僕を忘れているかもしれない。
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