推しグッズvs大人気アイドル 胸キュン溺愛対決
窓枠に手をかけ真下を見る。
ただ今の時間、夜の8時すぎ。
暗くてよく見えないな。
いや、暗闇だからこそ真っ赤なサイリウムが居場所を教えてくれるはずでしょ。
100パーセント、ペンライトが壊れたということで……
あーあ、なんでわたしはペンライトを投げちゃったかな。
窓の外に飛ばすほどはしゃぎすぎって、幼稚園児じゃないんだから。
後悔してももう遅い。
2階の窓から落下予測地点あたりを見回しても、真っ赤な光はどこにもない。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
ペンライト、ノエルくん、そしてアズリズのコンサートに連れて行ってくれてペンライトを買ってくれた今は亡きおばあちゃん。
みんなにざんげしながら、潤んだ瞳のまま部屋を飛び出す。
階段を駆けおり、玄関で靴をはき、ドアを開け暗闇に出た。
ただ今の時間、夜の8時すぎ。
暗くてよく見えないな。
いや、暗闇だからこそ真っ赤なサイリウムが居場所を教えてくれるはずでしょ。
100パーセント、ペンライトが壊れたということで……
あーあ、なんでわたしはペンライトを投げちゃったかな。
窓の外に飛ばすほどはしゃぎすぎって、幼稚園児じゃないんだから。
後悔してももう遅い。
2階の窓から落下予測地点あたりを見回しても、真っ赤な光はどこにもない。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
ペンライト、ノエルくん、そしてアズリズのコンサートに連れて行ってくれてペンライトを買ってくれた今は亡きおばあちゃん。
みんなにざんげしながら、潤んだ瞳のまま部屋を飛び出す。
階段を駆けおり、玄関で靴をはき、ドアを開け暗闇に出た。