うちのペットのマルとモカ
翌朝目が覚めると、ひなたは自分が猫になっていることに気付いた。
「マル!」
ひなたはマルを呼びつけた。今までマルのお腹の上で寝ていたのだ。
「どうしたの、ひなた」
マルは眠たげな声で言って、ひなたを抱き上げた。
「猫になったね。やっぱり犬じゃなかった。」
なぜか満足気なモカも現れて。
「僕的には犬だと思ってたんだけどな。」
「僕が猫だった時点でひなたは猫だ。」
「関係ない。もう僕達は人なんだから。あの首輪、人をペットにできる魔法の首輪だったんだよ。」
マルが種明かしをした。
ひなた、これから一体どうなる?。
おわり