ライズ
「そーいやーみゆ、お前また今日告られたんだって?」

「へ?あぁ、うん。お断りしたけど」

ノートを準備しながら依飛の質問に答える。

え、なになに
もしかしてヤキモチ?
だったらかなり嬉しいのにっ

「み…っ三橋(ミハシ)さんっ」
声のした方に視線をやると、そこには瓶底メガネもとい同じクラスの丸越(マルコシ)。

「あのっ日直日誌…っ」

…あ、忘れてた。今日日直だった。
ううわしかも丸越と…
相手が依飛ならいいのになー
…面倒くさいな

「…丸越くん」
「ははははいぃっ!」

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