お利口?不良?ハイスペ御坊ちゃまがご令嬢と熱愛してスパダリになっちゃいました♡
2.痛ってえな俺って最初から
(痛ってえな俺って、懐かしいわ)
小学生に転生した天野律は、手鏡を手に取りながら前髪を弄ってる状況下で目が覚めた。其処には見覚えがある大人感に幼なさが残る、その時既に完成されてる黄金比の顔面レベルがあり、俺はその点には驚いていなかった。
「成長早かったもんなぁ〜ってなるのがおかしいわ!」
なんで卒アル気分!?でも、自分の中で大切なモノから記憶が抜け落ちていってるからか、心が隙間だらけの未成熟さが背中を押す様に、すぐお外に冒険せずにはいられない気にさせた。
「母上、ライトセーバー押入れから見つけたら、ダースべ○ダーのチャリンコ持ってんのも思い出したわ。残ってる?」
「律さん、ご挨拶。おはようでしょ?」
父親が商社マンの出世頭で裕福な家庭の産まれだった俺の母上は、テレビに映り映えする程の美人専業主婦だった。
「Good morning。What's the date today?」
俺は、勉強して覚えたことは使い古すまで止まらないしつこい男で、しつこい女が当時嫌いだった。しつこい女が好きな筈だったのにその頃に感性が戻ってる。
「みんなが知らない言葉で話さない」
マブいっ子にゃんだね母上はと俺の話聴き専女子には何処までも優しい名残りが、将来の夢ってなんだっけ?
「悪目立ちしてもワルって俺なら、母上もじゃないの?」
「知らないけど、前の自転車なら車庫の奥に畳んであるから」
母上、俺の女みたいになってるとも遊んどったナア。
♢♢♢
「漢坂で死にに行ける度胸、男子行こうぜ!女子来ようぜ!」
言い忘れちまったけど、小5ってことで夜露死苦な死語しに行ってる小ちゃな頃から悪ガキの暴走族気取りの天野律は、総長ってことでも学外問わず爆モテちまったて暴走♪
「天野くん危ないよ〜」
「天野が行くっつってんだからイクんだよ、オタク君も来い、オタクちゃん連れて全員でデートだろ?」
「やるしかないっしょ!カードゲームはやめたあ!」
「キャーーー律君!みんなも頑張って!」
それは、天野律、彼は小4にして生徒会長の校則ブレイカーだからDeath。通信簿万年オール5 テストは小テスト含め100点。それだけでなく規格外の運動神経に加えて、油絵も歌唱もピアノも御座れの芸術センス。彼の目の前には強さと美しさしか写し出されない程の綺麗系な麒麟児のたかがドラムにクラスメイトを半強制的に付き合わせていた。
「天野律の全部が俺達の人生も芸術活動の為だけ、カッケエ!!」
天野律の隣には、颯馬ってグローバル企業の御曹司の親友がいた。彼は勉強はからっきしだが、超人染みた体格に加え、運動神経と金なら俺にも負けてない産まれながらにしてヤンキーの番みてえなヤツだ。
♢♢♢
「これは死ぬ…笑」
「コワイ‥パパとママに大人に迷惑かけちゃダメだって」
車道を目前にした丘の上に、チャリンコのハンドル握り締め震え立つ男子の背中を押すのは女子の黄色い声ではなかった。
「気が弱い奴と運がない奴は早かれ遅かれ死んだ目だ。それを乗り越えろ、大人もその為にいるし、ごめんなさいを覚え合うってだけだよ」
「一番着れんのはデケエ、律と俺の次にアタマ、それが特攻隊長。自分で胸にドンッて出来るやつ」
それは、総長と副総長の叱咤と激励だった。クラスの男子は目を瞑りながら青空を眺め、両親泣かせになれるかなれないかをずっと考えだした。
「やっぱり、律君やめよ、誰か死んじゃったら面白くもなんともないよ」
律の隣の席の子が、彼の腕を引っ張って、教室に返ろうとした。
「昭和だったら日常茶飯事って習ったんだけど、変えていかねえといけねえのは生命を粗末に扱ってたとこだし、それもそうだな。ヅラかってドッヂだワリ」
「もう〜信じてた。みんなのこと守るだもんね」
俺は、不味い話を持ち込んで、いつのまにか美味しい話に持っていくことでいい思いをしていた。
「律も颯馬もビビらせんなよ〜みんなよく食いしばって抜け駆けしなかったな」
「麻世がそれ言う?」
「麻世〜調子乗ってる〜」
「なんで俺だとダメなの!?」
と言いつつ抜け駆けしてる特攻隊長(仮)の麻世が、チンカス詰まった頭のままモテに行く。彼は、可愛い顔していて身体がぽっちゃり目にゴツく、西洋の血か茶髪に長髪で、目の色も日本人離れしていたのを、律に弄られるように寵愛され、なんかクラスのペットみたいと女の子から不思議な形で犬モテしていた。
♢♢♢
「上がれ!パス出すパス出す!」
(俺に冷えっ子っていねえのかよっ!)
バスケットボールの授業 バスケ部の主将の俺はPG 4番を背に、コート外を見渡しながらプレイする。隣のクラスの女の子まで全員俺を見てるとボールをやたらとキープ、俺に突っ込んで来る男子0のバスケってそういう遊びじゃないんだけどの総てに酔いしれてる俺だけは息があがっていない。
「ハア…ハア…イージー!」
「キャーーー!律くんイジワルしないでよ〜♡」
男友達がみんなえっちしてる女の子みたいになってるの律くんセクシ〜。鬼番長だけど甘いのヤバいんだけどバスケ止まんないだけどな輪の中で、一人だけ異様な子がいた。
「パス!溢れても拾い直すで、カッコつけて打ってけ」
「皆城さん!!天野様に失礼なんだけど!!」
「健人ワリ!ボール一旦出すわ」
俺のバスケより騒がしくしてんのは何処の馬鹿だと、ボールを抱えてサイドラインから外れて、揉め事に割っていく。
「別に自分の勝手でしょ、バスケ興味ない」
「あ、天野様…」
「それ、俺のこと興味ないって顔あげてよ。謝んないとだし」
ボールを抱えた少年と、本を抱えた少女が【その時】は【違う時】に出会ってしまった。
小学生に転生した天野律は、手鏡を手に取りながら前髪を弄ってる状況下で目が覚めた。其処には見覚えがある大人感に幼なさが残る、その時既に完成されてる黄金比の顔面レベルがあり、俺はその点には驚いていなかった。
「成長早かったもんなぁ〜ってなるのがおかしいわ!」
なんで卒アル気分!?でも、自分の中で大切なモノから記憶が抜け落ちていってるからか、心が隙間だらけの未成熟さが背中を押す様に、すぐお外に冒険せずにはいられない気にさせた。
「母上、ライトセーバー押入れから見つけたら、ダースべ○ダーのチャリンコ持ってんのも思い出したわ。残ってる?」
「律さん、ご挨拶。おはようでしょ?」
父親が商社マンの出世頭で裕福な家庭の産まれだった俺の母上は、テレビに映り映えする程の美人専業主婦だった。
「Good morning。What's the date today?」
俺は、勉強して覚えたことは使い古すまで止まらないしつこい男で、しつこい女が当時嫌いだった。しつこい女が好きな筈だったのにその頃に感性が戻ってる。
「みんなが知らない言葉で話さない」
マブいっ子にゃんだね母上はと俺の話聴き専女子には何処までも優しい名残りが、将来の夢ってなんだっけ?
「悪目立ちしてもワルって俺なら、母上もじゃないの?」
「知らないけど、前の自転車なら車庫の奥に畳んであるから」
母上、俺の女みたいになってるとも遊んどったナア。
♢♢♢
「漢坂で死にに行ける度胸、男子行こうぜ!女子来ようぜ!」
言い忘れちまったけど、小5ってことで夜露死苦な死語しに行ってる小ちゃな頃から悪ガキの暴走族気取りの天野律は、総長ってことでも学外問わず爆モテちまったて暴走♪
「天野くん危ないよ〜」
「天野が行くっつってんだからイクんだよ、オタク君も来い、オタクちゃん連れて全員でデートだろ?」
「やるしかないっしょ!カードゲームはやめたあ!」
「キャーーー律君!みんなも頑張って!」
それは、天野律、彼は小4にして生徒会長の校則ブレイカーだからDeath。通信簿万年オール5 テストは小テスト含め100点。それだけでなく規格外の運動神経に加えて、油絵も歌唱もピアノも御座れの芸術センス。彼の目の前には強さと美しさしか写し出されない程の綺麗系な麒麟児のたかがドラムにクラスメイトを半強制的に付き合わせていた。
「天野律の全部が俺達の人生も芸術活動の為だけ、カッケエ!!」
天野律の隣には、颯馬ってグローバル企業の御曹司の親友がいた。彼は勉強はからっきしだが、超人染みた体格に加え、運動神経と金なら俺にも負けてない産まれながらにしてヤンキーの番みてえなヤツだ。
♢♢♢
「これは死ぬ…笑」
「コワイ‥パパとママに大人に迷惑かけちゃダメだって」
車道を目前にした丘の上に、チャリンコのハンドル握り締め震え立つ男子の背中を押すのは女子の黄色い声ではなかった。
「気が弱い奴と運がない奴は早かれ遅かれ死んだ目だ。それを乗り越えろ、大人もその為にいるし、ごめんなさいを覚え合うってだけだよ」
「一番着れんのはデケエ、律と俺の次にアタマ、それが特攻隊長。自分で胸にドンッて出来るやつ」
それは、総長と副総長の叱咤と激励だった。クラスの男子は目を瞑りながら青空を眺め、両親泣かせになれるかなれないかをずっと考えだした。
「やっぱり、律君やめよ、誰か死んじゃったら面白くもなんともないよ」
律の隣の席の子が、彼の腕を引っ張って、教室に返ろうとした。
「昭和だったら日常茶飯事って習ったんだけど、変えていかねえといけねえのは生命を粗末に扱ってたとこだし、それもそうだな。ヅラかってドッヂだワリ」
「もう〜信じてた。みんなのこと守るだもんね」
俺は、不味い話を持ち込んで、いつのまにか美味しい話に持っていくことでいい思いをしていた。
「律も颯馬もビビらせんなよ〜みんなよく食いしばって抜け駆けしなかったな」
「麻世がそれ言う?」
「麻世〜調子乗ってる〜」
「なんで俺だとダメなの!?」
と言いつつ抜け駆けしてる特攻隊長(仮)の麻世が、チンカス詰まった頭のままモテに行く。彼は、可愛い顔していて身体がぽっちゃり目にゴツく、西洋の血か茶髪に長髪で、目の色も日本人離れしていたのを、律に弄られるように寵愛され、なんかクラスのペットみたいと女の子から不思議な形で犬モテしていた。
♢♢♢
「上がれ!パス出すパス出す!」
(俺に冷えっ子っていねえのかよっ!)
バスケットボールの授業 バスケ部の主将の俺はPG 4番を背に、コート外を見渡しながらプレイする。隣のクラスの女の子まで全員俺を見てるとボールをやたらとキープ、俺に突っ込んで来る男子0のバスケってそういう遊びじゃないんだけどの総てに酔いしれてる俺だけは息があがっていない。
「ハア…ハア…イージー!」
「キャーーー!律くんイジワルしないでよ〜♡」
男友達がみんなえっちしてる女の子みたいになってるの律くんセクシ〜。鬼番長だけど甘いのヤバいんだけどバスケ止まんないだけどな輪の中で、一人だけ異様な子がいた。
「パス!溢れても拾い直すで、カッコつけて打ってけ」
「皆城さん!!天野様に失礼なんだけど!!」
「健人ワリ!ボール一旦出すわ」
俺のバスケより騒がしくしてんのは何処の馬鹿だと、ボールを抱えてサイドラインから外れて、揉め事に割っていく。
「別に自分の勝手でしょ、バスケ興味ない」
「あ、天野様…」
「それ、俺のこと興味ないって顔あげてよ。謝んないとだし」
ボールを抱えた少年と、本を抱えた少女が【その時】は【違う時】に出会ってしまった。